ここのところの週末の楽しみで、レンタル店に「何か、あるかな〜?」と立ち寄れば・・
おっ!といった感じで、Robert DeNiro:ロバート・デニーロ出演作が、新作コーナーに 。
但し、全て貸し出し、、
時間が土曜夕方で「こんな中途半端な時間に返しに来る人はいないでしょ」と、日曜の開店直後を狙い打ちすれば・・ 不発。
その後、しばし店内の様子を見に行けば、
何とか夕方に棚に戻される瞬間の一本をゲット ^^
ライフワークと位置付けるロバート・デニーロ出演作にかけた執念が実を結び(笑) 夕食後、待ちに待った感じで >> 再生
非情と私情の間に揺れ動く心情
生死を争う状況の娘の手術費捻出のため、ロバート・デニーロ扮するカジノの元締めに借金の依頼を受くるも
非情に突き返したことに端を発した、現金強奪劇が繰り広げられるクライム・アクション.-
『タイム・トゥ・ラン』予告編
これだけでは、ありきたりの筋書きですが、後半に入っていくに従って、それまでの伏線が効いて、
私個人ちょっとキレイ過ぎた感の仕上げは否めなかったものの、ありきたりではないシナリオ(展開)が印象的な一本でした。
渋みが沁み入る演技
「(この映画)いつの間に公開されていたんだろう?」と調べてみれば ↓
今年に入って小規模にロードショーされていたようで、そこから間もなくセル/レンタル市場に展開された模様。
大掛かりなロードショーなく、いきなりレンタル店でデニーロ作品に出会うことも珍しくなくなってきましたが
かつてのような(『レイジング・ブル』『アンタッチャブル』)役作りをせず、
近年の演技力の幅、渋みで見せる作品の中では真ん中の上を行っているような。
出演を受諾した背景には、捻りの効いたシナリオがあるように思い、広くオススメするまでの感情の揺らぎはなかったですが
デニーロ好きにはマスト(必須)、映画好き同士でもこの一本を肴に語らえるクオリティはあるように思いました。