NFL(プロ・アメリカンフットボールリーグ)が、3月9日から新年度に切り替わったことに伴い、
契約期間満了した大物選手、注目選手などの新契約(移籍)のニュースが相次ぎました。
Chicago Bears:シカゴ・ベアーズの動きもヘッドライン級の扱いで、取り上げられることしばし。
主だったところを取り上げると・・
期待膨らむ注目LB(ラインバッカー)加入
2月に開催された第50回スーパーボウルを制したDenver Broncos:デンバー・ブロンコスの主力 Danny Trevathan に
Indianapolis Colts:インディアナポリス・コルツからJerrell Freeman の
Jerrell Freeman Highlights
両LB(ラインバッカー)が加入。昨シーズン終盤にこちらで
> チームを象徴する系譜として受け継がれてきたLB(ラインバッ> カー)に支柱が欲しい。
と書き記していた自分としては、(当初はドラフトを念頭に置いていたとはいえ)実績のある選手を迎え入れらるのは願ったり適ったりの展開で頼もしいです。
特に、Jerrell Freemanの方は
>『Pro Football Focus』のラン守備ランキングではLBの中でトップ > となっている。
と高評価で、ディフェンスの支柱としての役割を期待したいところ。
NFLの場合、注目選手の大型契約が解禁日直後にまとまっていくところが特徴。
例えば日本のプロ野球のフリーエージェント選手の場合、移籍先が予想されていながらも「即決」とはならず、一定の熟慮期間が設けられることと比較すると、展開がダイナミックです。
期待先走りは否めずも
鳴り物入りで加入した選手が、額面通りの活躍を見せるか否か、ベアーズでは機能した例の方が、Brandon Marshall:ブランドン・マーシャル( NY Jets)など少数であるように思い、
「やってみなければ分からない」というのが正直なところも
負けた(負け続けている)チームゆえ、空振りがあってもオフシーズンに色々仕掛けていかないことには、浮上の展望も見えてこないでしょう。
ちょっと気になったのが、FA市場での動きに対して本拠地問題で揺れる Oakland Raiders:オークランド・レイダースが
アナリスト等から評価を得る中、ベアーズに対する評価が聞こえてこないという・・。
時代、チームとも移ろう
新加入もいれば去り行く選手有り。ベアーズ一筋でオフェンスを牽引したMatt Forte:マット・フォルテ選手は
残留交渉が行われることなくFA(フリーエージェント)となり程なくNew York Jets:ニューヨーク・ジェッツへの移籍交渉が成立。
ベアーズ側のサラリーキャップ、若返りなどの規定方針に沿ったもので、功労者と言えどもビジネスライクなアメリカらしいというか、
一つチームが生まれ変わるプロセスでの節目と感じられる出来事でした。
FA戦線の次は、話題の中心は来月(4/28-30)のドラフトへ。ファンの関心を逸らすことのない巧みなNFLであります(笑)