人口2,400万人突破 ②
” オーストラリアの人口増加のペースは、成熟した先進国としては異例と言える。
それでもまだ日本の約20倍の広大な国土に台湾(2,350万人)ほどの人口しかいないが、
居住に適さない乾燥した荒野が国土の大半を占めるため、人口が海外部の大都市に偏っているのが特徴だ。
14年のABSのデータによると、シドニーとメルボルン、ブリスベンの3大都市の合計で全人口のほぼ半数、各州都の合計で約7割をそれぞれ占めている。
人口増加率は年率1.4%。平均寿命は男性が80.3歳、女性が84.4歳。「年齢の中央値」は37.4歳。
オーストラリア国内で生まれた人の割合は72%で、4人に1人以上が海外生まれとなっている。
オーストラリアの人口は今後も長期的に伸びていく見通し。
ABSは長期的な人口予想で30年に3,000万人、89年に現状の倍の5,000万人(3つの試算のうち中間のBシナリオ)に達すると予想している。”(出典:『NICHIGO PRESS』2016年3月 p8)
文中に出てくる年齢の中央値なる指標ですが、日本は2015年 46.51歳で世界最高。
オーストラリアは 2015年 37.48歳(本文に出てくる「37.4歳」は切り捨て若しくは出典が異なる可能性有り)で世界47位。
経済学者のハリー・デントは(下掲の)著書で示した分析によると・・
世帯主が40歳代後半で子供のいる家庭に厚みを有している国は、消費が旺盛であるといった見解を示されていたと記憶していますから
日本は数の魅力はあるものの、しばし耳にする「少子高齢化」による影響から、今後、消費は更に冷え込んでいく流れ。
オーストラリアは、これから40歳代後半に厚みを増していくことになるので、日本などと比較した場合、ボリュームの問題はあるものの消費が活発になる蓋然性が高いと説明されます。
なお、これを書いている時点、現地時間(4月6日 AM9:41:44現在)の人口は「24,037,330」人で・・
昨日のほぼ同時刻👇は「24,036,382人」であったことから、
1,000人弱増えた計算になりますね。Welcome to our world.-
オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所
上記は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所」の4月6日掲載分の記事です。
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