在豪外国人留学生数、中国が突出
” 2016年5月11日、今年オーストラリアの大学や高校などに留学する中国人が過去最多の4万6,000人に上ることが分かった。
外国人留学生全体に占める割合で中国人が約3割と突出していることについて賛否両論が出ている。環球網が伝えた。
豪経済紙オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが豪政府発表のデータとして伝えたところによると、
今年第1四半期に入学した中国人学生は23%増の4万6400人で、留学生全体に占める割合は29.4%と最も多い。
一方、2番目に多いインドは1万6000人で、伸びは9%と中国人に比べ大きくない。
外国人留学生の中で中国人の占める割合が突出していることについて「豪経済の促進力になる」と歓迎する声がある一方で、
留学生受け入れが中国人に過度に依存し教育現場で国際性が失われることを懸念する指摘も出ている。
中国語を話す学生が全体の8割超を占めるクラスもあるという。”(出典:livedoor NEWS)
オーストラリアに関するニュースなり、文献などを目にしていて、例えば重要な意思決定などの背景に
中国の存在が見え隠れすることは多いですが、経済に貿易に豪中で不可分ともいえる関係性が成り立っている現実に加え、
オーストラリアが重視する教育分野でも今回のような事実が実態として存している以上、中国の意向に意識することは自然の流れでしょう。
因みに「日本から留学生どのくらい行っているんだろう・・」と調べてみれば 👇
という情報に行き着き、そもそも日本と中国とで人口数が違うので絶対数の違い(なお、調査年次が異なるため調査結果の比較は不可)も如何ともし難いですが、
昨年、シドニーを訪れた際、現地の日系コミュニティの規模が、韓国と比較した場合でも「10分の1程度しかないのでは?」といった見立てが聞かれ、
オーストラリア国内で、日本のプレゼンスが他国に押されている状況は「(現実として)在る」との認識は必要であるようです。
オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所
上記は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所」の5月17日掲載分の記事です。
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