オーストラリア市場で勝ち残る企業の傾向
” 豪政府統計局の調べによると、オーストラリアで年商200万~1,000万豪ドルの企業約10万社は、持続可能性のある家族企業だという。
これより小規模な従業員10人程度の約200万社は、4年もすると約4割が破たんしているが、年商200万豪ドルまで成長した後の4年間を生き延びる企業の割合は約8割に増加する。
こうした成功企業のうちホスピタリティ業界が22%、不動産が20%、建設が17%、小売りが11%を占めるという。”(出典:NNA.ASIA)
来月(7月)の選挙へ向けた減税案に因んだトピックですが、示されていた統計に興味を持ち、その部分を抜粋しました。
4年で年商200万豪ドルまで達するかが、企業が次のステージに進めるか、畳むかの分岐点になっているとの指摘ですが、
個人的には4年で4割破綻に追い込まれたうちの再起がどの程度であるかに興味を持ちました。
限られた国内市場を分け合う形で、中小企業向けと考えていましたが、その裏側で市場の退場を余儀なくされることが頻発しているのであれば、入念なマーケットリサーチが求められすね。
記事の場合、例えば小売業の場合、2、3社で市場(食品スーパー:Coles、Woolworths、デパートメントストア:David Jones、Myer)を分け合っていて、
競合は穏やかと捉えていましたが、これは分岐点突破後のことであったかと、認識を新たにさせられました。
オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所
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