メルボルンでエアビーアンドビー(airbnb)判決
” メルボルンで賃貸契約していたアパートを、家主の許可がないままこの部屋を借りていた男女が空部屋シェアサイトのエアビーアンドビーに掲載していたとして、VIC州最高裁判所は10日、大家が男女に対して立ち退きを求める権利を認める判決を下した。
同事案では先に、VIC州市民行政裁判所(VCAT)が、エアビーアンドビーへの掲載は「賃貸」ではなく「ライセンス」との見解を示し、違法性は認められないとする判決を下していた。
今回の同州最高裁の判決はこれを覆すもので、又貸しは違法との見解を示した。
一方、判決を言い渡したクライド・クロフト裁判官は、この判決は事案となっている特定のアパートに関する判決であるとした上で、
今後VIC州におけるエアビーアンドビーの合法性を判断する判例として使われることに反対の姿勢を示している。”(出典:JAMS.TV)
社会の変化に対して法整備が追いついていないのは、オーストラリアも日本も一緒だということ示した事案だと思います。
ホテルでは、なかなか宿泊による人的関係を結びづらいことを考慮すると、民泊に対して社会の需要を汲んだ形で法整備なり、選択肢が提示されるようになると、
ホストとゲストの在るべき姿が見出され、民間人同士の交流が促進され、二国間関係の面でも良い方向に進んでいくものと考えます。
オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所
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