為末大さん『逃げる自由』出版記念トークショー & サイン・撮影会に行って、為末大さんを感じてきた

為末大さんの新刊、『逃げる自由』出版記念トークショー & サイン・撮影会に参加してきました。

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ブックファースト新宿店内のイベント告知

前回、読了記 ⤵︎ をアップロードしましたが、

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<< 2016年6月17日投稿:画像は記事にリンク >> 為末大さんに学ぶ、自由になるために持つべき勇気と適応:『逃げる自由』読了記

本書を購入した動機は、本イベント特典に魅力を感じて。

購入日をレシートで確認すれば5月23日であったことから、そこから約3週間「待ってました」という感じで迎えた当日。

40名限定で、整理券 No.3 と早かったですが、

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ブックファースト新宿店のイベントスペース前で

当日の受付順も3番目に滑り込み、最前列中央をゲット〜

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前の迫力は嬉しいものの・・ コレは近過ぎ?!

整理券裏に為末大さんに質問出来る欄が設けられており、入場時に提出。

真ん前で「読まれたら、どうしよう・・」的なドキドキが、やがて襲ってくることに ^^

15分ほどの待ち時間を経て、為末大さんが登場 !

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淡々と堂々と。相当数、講演をこなされている安心感がありました。

10分ほど出版の経緯について語られ、本書を売るべくイベント当日と翌日は書店でのイベントが続くとのこと。

直接、質問に答えて頂けるのは、今回のみの特典であったようで、50分程度の間に(確か)8名分に対応。

以下、走り書きしていた内容で興味深かったところを。

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イベントスペース後方からの眺め(イベント開始前)。

示したかった為末大の視点

出版の背景には「日本人の9割くらいが真面目過ぎるくらいに生きている」との実感を為末大さんが持っておられ、出版を通じて違ったものの見方を示したかったとのこと。

例えば陸上競技に関して為末大さんに練習方法、試合での心構え(緊張をどうしたら良いのか等)など問われることが多いものの

細かいところに囚われてしまっている人が多く、視点を切り替えて上げることで、飛躍のきっかけを掴めることが多い。

物事を捉えるときに、人は大概偏った見方(眼鏡)をしており、まずは、自分が普段どんな眼鏡をかけているのかに気づくこと。

悩む行為には、どこかで自分を否定する価値観が働いている。

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その場で出された質問に回答中の為末大さん

また、Twitterでしばし炎上のご経験がお有りのようで、反応してくる人の分析であったり、

「為末大さんにとってプロフェッショナルとは?」という質問に対して

  1. イチロー(現フロリダ・マーリンズ)に代表される職人タイプ
  2. 新庄剛志(元北海道日本ハムファイターズほか)に代表されるエンターテイナー タイプ

の2種に分類され、当初、為末大さんは、1. 職人タイプを目指していたものの

やがて、とてつもない記録を打ち立てるなどしないと辿り着けない領域であることに気づかされ、考えを改めるに至ったそうな。

また、対価を生んでいるか?再現性があるか(一発屋でないか)?などを(プロフェッショナルの)基準として示されていました。

他では、為末大さんの繋がりで「無責任」と称されている方がいらっしゃり、

その方を分析されて、「責任感と恥の2つが人間の行動を制限していることに気づいた」といった指摘なども興味深かったです。

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飾らぬ陸上レジェンドの魅力

その場で引き上げられた質問を、その場で立て続けに回答していくというスタイルであったので

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質問抽選中のシーン

時間の制限等、難しさもあったと思いますが、随所に「為末大の素」といったエッセンスが感じられ、

何より飾らない人柄が、間近で見ていて印象に残りました。

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イベント後半の撮影会で為末大さんと。ここまでサービスしてもられると、応援したくなりますねー

なお、自分の質問が読まれるかものドキドキは取越し苦労で ^^; オブザーバーとして約50分の質疑応答の様子に見入っていました。

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質疑応答後のサイン会の様子。

日本人初の陸上トラック種目の世界選手権メダリストで、3度(シドニー、アテネ、北京)のオリンピック出場という輝かしいキャリアから

超人的な人物像を想像してしまうところありますが、フィットネスも例えば威圧感であったり、迫力を感じるということでもなく

これは実際ギャップであったといえるかもしれませんが、

そこには、やはり為末大さんの「考える力」が落し込まれ、アスリートとして突き抜けた次元に引き上げられたのだと思います。

一冊の本を通じて、様々な学びにイベント体験も加わり、特別な本になったように実感しており、読者として購入からイベント後まで思い出に残る有難い経験となりました。

 


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