2016年連邦総選挙、実施される
” 7月2日、オーストラリアで総選挙が行われました。
ターンブル首相が労働組合関連法案が上院で否決されたことを受け、上下両院の同時解散に踏み切ったため、1987年以来の29年ぶりの「両院総改選」となりました。
オーストリアの議会は二院制。
・上院:定数76(任期6年)
・下院:定数150(任期3年)通常の選挙であれば、任期3年の下院の解散に合わせ、任期6年の上院の半数改選が行われるのですが、今回は両院の解散のため、どちらも総選挙となります。
オーストラリアの首相は下院の多数党の党首が就任します。
2007年以降は下院の任期の3年を全うした政権は無く、3年間の安定政権の樹立が課題となっています。
与党の「保守連合(自由党、国民党)」と最大野党の「労働党」の争いになっていて、拮抗している状態です。
中国人の投資が原因とされる住宅価格の高騰の問題、また、法人税の減税、雇用問題等が争点となっています。”(出典:世界のGoogleトップロゴ観察)
最終的な選挙結果の判明には数日かかる見通しと、
即日でないことにちょっと違和感を抱きましたが、
与党・保守連合(自由党、国民党)は議席を減らす結果となり、政権基盤の弱体化は否めない趨勢のようです。
ターンブル政権が信任されたわけではなく、不信任というわけでもないという判断つきかねる印象を持ち、
日豪関係にとって、どのような結果が望ましいのか、或いはどのような結果となっても大きな影響はないのか、掌握していませんが、
大胆な政治決断を下せるような政治情勢には見受けられないことから、後者(大きな影響なし)の立場に立っています。
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オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所
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