報告書で示されたイギリスのEU離脱による影響
” 連邦のモリソン財相は、オーストラリアが英国のEU離脱によって受ける影響について報告書を発表した。
オーストラリアへの影響は少なく、堅調な経済情勢を保つ一方、長期では英国がEUとの関係をどの程度断ち切り、他の国とどのような関係を築くかが鍵を握るという。
同報告書は英国が世界のGDPに占める割合はわずか2%だとして、英国のEU離脱による影響はわずかなものに留まるとしているが、英国に続いて他に離脱する国が出てくれば、特にユーロ通貨の使用圏内で影響が出るとみられている。
また同報告書は、ユーロ圏の情勢が不安定になった場合、オーストラリアの銀行でもマイナスの影響は考えられるとした上で、
世界的な金融危機を乗り越えたことで、銀行は資本を増やすなど“底力”をつけていると評価している。”(出典:JAMS.TV)
投票によるイギリス国民の民意が示された直後から、関連トピックについては時折扱っていますが
一時、金融市場が混乱に陥った後は小休止かの感覚を抱いています。
オーストラリアの立ち位置が、アジア寄りにシフトして久しいこともあり、「今そこにある危機」といった状況に非ず、
イギリスのEUとの距離感が明らかになる従って、対応していけば負の影響は生じても、新たな衝撃といった事態は回避出来そうです。
オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所
オーストラリアにご興味をお持ちの方、Facebookページへの「いいね!」を是非宜しくお願い致します。