パースの住宅価格低下
” WA州(註:西オーストラリア州)パースの一戸建て住宅の価格が、今年6月までの3カ月間で平均値を前期比で1.4%下げ、52万2,500ドルとなったことが分かった。
またアパートなど集合住宅の価格平均は40万6,000ドルだった。賃貸価格では一戸建てが週あたり395ドル、アパートが365ドルと、ともに10ドルずつ値下がりした。
WA州の不動産研究所のヘイデン・グローブ所長は、「シドニーやメルボルンでは住宅価格が高騰し続けており、家を持つこと自体が難しい」と述べ、
WA州では初めて家を購入する人を対象としたトランスファー・デューティーと呼ばれる印紙税の免除措置など、家を持つのはまだ実現可能なことだとしている。
パース近郊における売出し中の物件数は、3月までの3カ月間で7.3%減の1万4,159戸。さらに6月までの3カ月間でも低下しており、グローブ氏は売り出し物件数の低下は、市場が安定してきた兆しだとして歓迎している。”(出典:JAMS.TV)
8月9日7時10分時点の1オーストラリアドルは78.38円であることから、平均価格を日本円で計算すると・・
一戸建て約4,100万円、集合住宅等約3,200万円。
不動産で最も大事な立地条件などによって、高い低い等の判断が入ってくるものと思いますが、平均値としては許容される水準であるように感じました。
なお、日本では下掲 ↓ のような調査結果があり
時期に隔たりがあり単純比較は出来ないながら、パースの平均値は三大都市圏に近似した水準と言えそうです。