「生活費が最も高い世界の都市2016」トップ50か国ランキング ①
チェコのプラハを基準(100)として、世界の各都市の生活費を数値化し、ランキングしたもの(データは2016年6月時点)。
オセアニアの主要都市の数値は下掲の通り。
因みに東京が218なので、シドニー、パースより生活費がかからず、メルボルン、ブリスベン、キャンベラ、ゴールドコーストより割高といった位置づけという見方になります。
面白く感じたのはオーストラリアの主要都市の中で、シドニーからゴールドコーストまでかなりの開き(±51)があるように感じたこと。
オーストラリア全体については、物価高が叫ばれているお国柄だけに「こんなもん(かな)」といった感想。
オーストラリアでコモディティ(日用品)を購入した経験が(特に近年)乏しいので、誤りがあればご指摘頂くなり、読み流して頂ければと思いますが、
東京の場合、生活費が高いことに頷ける点はあっても、オーストラリアと異なり、安い価格帯でもディスカウント店なり100円ショップ等、それなりの買い物が出来るという点。
オーストラリアの場合、東京より恵まれているのは?人件費が最低賃金を基準にしても倍程度高いという点(ファストフード店のアルバイトでも時給2,000円に迫る水準であると認識)。
このことで生活費高(=物価高?)が相殺されている面はあると思いますが、
安い価格帯の品揃えが日本のように充実しておらず、欲しいもの(機能)が買えないか、安かろう悪かろうの実態(選択の幅が狭い)があるように推量しています。
今回のような統計を目にすると「高いところで働いて、安いところで暮らす」という指摘を思い起こさせられましたが、
生活費という点を重視すると・・
「オーストラリアで暮らすならゴールドコースト」という仮説が示されているように記事を読みました。
他都市(他国)との比較(ランキング)は次回に。