上院、同性愛婚の合法化を問う国民投票実施を否決
” オーストラリアの上院で7日、同性婚合法化の是非を問う国民投票を来年2月に行うとする法案が否決された。
賛成29票、反対33票だった。これにより、同性婚の合法化は数年遅れる可能性がある。
ターンブル首相率いる中道右派の連合政権は8月、同法案を議会に提出。
ただ連合政権は、下院でわずか1議席差で過半数を占めているにすぎず、上院では過半数に届かないため、法案の成立には野党による一定の支持が必要だった。
否決は、支持率が低下している首相にとって痛手となった。
法案に反対した野党の労働党は、同性愛者の団体に対する有害な論争につながる可能性があるとして、議会での直接選挙を検討していると述べた。
ギャロップの8月の調査によると、同国で同性婚を支持する国民は全体の61%だった。
オーストラリアではこれまでに行われた国民投票は3回のみ。2回は第一次世界大戦中の徴兵制度の是非について、もう1回は1977年の国歌選択についてだった。”(出典:ロイター)
Kylie Minogue:カイリー・ミノーグの発言 ↓
で注目を集め、私自身も同発言から一連の動きを知った次第ですが、
上院の投票結果、世論調査で示されている民意を見るに、考えが二分された状況が読み取れ、これからも議論なり、動きが継続されていくことになるでしょう。