ドナルド・トランプ大統領がオーストラリアに及ぼす影響 ②
” ■ターンブル首相の声「交友関係を結んでいきたい」
ショッキングな開票結果を受けて、マルコム・ターンブル首相は「これからも米国との同盟を確認していき、さらに強い結びつきを続けて行く」と述べた上で、トランプ氏圧勝について「素晴らしい歴史的瞬間」と加えた。
クリントン氏でもトランプ氏でも、誰が米国の大統領になろうと豪州キャンベラと米国ワシントンDCの関係は「ステディ・アズ・ア・ロック(岩のように硬い)」ということであるが、不安が隠しきれない表情だった。
■豪州にとっての唯一の希望とは
トランプ氏が米国の大統領になったことで、国への信頼感を喪失し、国を離れようとする動きが出ることが大いに考えられる。
米国にはテクノロジーやサイエンス、医療など様々な分野で優秀な人材が豊富に集まっているが、これらの優れたブレインホールダー達が英語を母国語とする豪州に生活の拠点を移すとすれば、かなりの経済効果につながる。
豪州は土地もあるし、気軽で明るく、革新的なお国柄だ。各企業や大学などの研究者のトップ達がこぞって流れてきても受け入れる器がある。これがトランプ氏勝利で、豪州が考える「唯一」のプラス面だろう。”(出典:ZUU Online)
前回 ↓
よりは希望が見出されており、興味深い見立てであると感じましたが、
さて、どうなりますか・・
オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所