レナウン「ダーバン」をオーストラリアへの輸出強化
” レナウンは、主力紳士服「ダーバン」のスーツの海外輸出を本格化する。
中国、台湾、オーストラリアの百貨店などで販売し、2017年度は前年比25%増の1万着を目標とする。
アジアでは日本で作る衣料品の品質の高さが評価されており、全て国産であるダーバンのスーツも販売が伸びている。
国内の衣料品市場が伸び悩む中、新たな成長市場を開拓する。
輸出を増やすのは中国や香港、台湾とオーストラリアだ。17年度(17年3月〜18年2月)は中華圏が6千着、豪州が4千着を見込む。
香港に4ヵ所ある直営店のほか、現地の百貨店や都市型ショッピングセンター(SC)、卸売企業と提携して販路を広げる。
価格は15〜20万円程度と日本の価格帯よりも高め。生地と縫製にこだわり、店頭では「日本製」を前面に出す。
豪州向けには、イタリア産の記事を使う。欧米人の体格に合わせた型を採用するほか、腰の部分を絞らずにストレートにするなど現地の好みに合うスーツを輸出する。”(出典:日経MJ 4/7/17 抜粋)
日本の国内市場が成熟化が指摘され、海外市場に活路を見出す企業は多いものの
ターゲットにオーストラリア(市場)が選定されることは目立つ状況ではないですが、
アパレル大手のレナウンの動きが他企業にも波及していくのか、単発的な動きにとどまるのか、注目してみたいと思います。
オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所