世に才能を披露したミュージシャンの数ほど、訃報に接することは避けられないですが、
直近でRock’n Roll:ロックンロールのオリジネターの代表格 Chuck Berry:チャック・ベリーに、
鬼才と称すべきか、個性的なギタープレーヤーとして知られるAllan Holdsworth:アラン・ホールズワースに
相次いで生前ステージを観る機会に恵まれたビッグネームとの別れを知るに至りました。
ロックンロールのオリジネターの生涯
Chuck BerryはKeith Richards(The Rolling Stones)経由だったか、
学生時代は今は亡きシアターアプルで、生誕60周年記念コンサートを描いた 映画『Hail! Hail! Rock’n Roll:へイル!へイル!ロックンロール』を鑑賞した後、
当時、MZA有明に来日した公演を観て「ロックのオリジネター(の1人)」にダックウォークを目の当たりにして、歴史の証人になれたような心情を得ました。
そうしたら程なくJeff Beck:ジェフ・ベック目当てに観に行ったKirin Beer’s New Gigs ’89で再び目の当たりに出来る機会が!
そして何と実質主役のJeff Beck(with Terry Bozzio, Tony Hymas)登場、通常のステージを終え、
アンコールでNeil Schon:ニール・ショーン、Steve Lukather:スティーヴ・ルカサー等のギターバトルで場内がヒートアップした後、
セットチェンジを経て登場し、しっかりヘッドライナーを務めたという ^^; (出番、譲らなかっただろうなぁ・・)
最初、観た時もリハーサルが伸びて外で、しばし会場前で入場待ちしていたように記憶していますが(苦笑)
音楽以外で感じ取った伝説も今となっては良き思い出です ^^;
なお、昨年(2016年)から報じられていた通り、90歳にして予定していたアルバムの方は
間もなくお披露目となるとのこと。生涯アーティストでしたね。
また、ジーン・シモンズ:Gene Simmons(KISS)の
急遽、壇上に上がっての追悼スピーチも話題となりました。
Eddie Van Halenと火花散らす競演♪
Allan Holdsworthを聴くようになったキッカケは、Eddie Van Halenが影響を受けたギターリストということの一点!
まず、↓の音源が入った海賊版を購入するなどし、
Allan Holdsworth and Eddie Van Halen “Five G” Jam 1983 take 2
一度、時期ははっきりしないですが、これも今は亡き六本木PIT INNに一度ライヴを観に行ったという経緯。
Chuck Berryが享年90歳であったのに対して、Allan Holdsworthは70歳。
Allan Holdsworthの2014年の来日公演は ↓
「最後」とアナウンスされ、この時に既に覚悟があったのか?知る由はありませんが、惜しいですね。
二人がこの世に遺してくれた足跡、偉業に敬意を表したいと思います。