鮒谷周史さんが『平成進化論』で説く、「とっとと始める」という行動習慣

鮒谷周史さんから日刊で配信されるメールマガジン『平成進化論』(2014年8月30日号)から。

タイトルは「とっとと始めて「側坐核」を刺激」。

脳にある「側坐核」を刺激すると?!

” 多くの人にとって、たいていのことは、「やり始めてから、完成させるまでにかかる時間」よりも

「やろうと思いつつ、取り掛かるまでの時間」のほうが、圧倒的に長いもの。

取り掛かりさえすれば、案外すぐに終わるのに、先送りするから、それが心の負担となって、更に先送り、更に先送り、を繰り返し、

結局、上に記したように「やり始めてから、完成させるまでにかかる時間」よりも

「やろうと思いつつ、取り掛かるまでの時間」のほうが、はるかに長くなるのです。”

始めると、勢いづくのはナゼだろう?

” このことが、真に理解できれば、「とにかく何でもいいから、まず手につけなければ始まらない」と思えるようになります。

たとえば、掃除などはまさにその、典型的な例といっていいでしょう。

手をつけるまでは大変だけれども、やり始めたら、何時間も掃除をし続けてしまった、という経験はどんな人にもあるでしょう。”

Screen Shot 2014-03-19 at 11.17.01 PM_0

始めちゃう事で刺激される「側坐核」

ここまでは良く耳にする誰しも経験している話しですが、それにはワケがあって・・

” なんでも、人間の脳には「側坐核(そくざかく)」という部位があり、

「実際に行動することによってスイッチが入り、さらにやる気をかきたてる」という役割を果たしてくれているそうです。”

nou02

こうして、やる気がかきたてられた状態を「作業興奮」と言うらしいですが、毎日の生活を「作業興奮漬け(!?)」にするためにも、

考え込む暇があったら、とにかく、体を動かし、取り掛かってみる習慣を作ることです。

tumblr_ma7cfenciY1ry2xw8o1_500

これによって、本当に(信じられないくらい)軽やかに体が動くようになってくるものです。”

以上に述べたような理由から「とっとと始める」という行動習慣は、人生をよりよい方向に変化させていくのに極めて有効です。”

脳に取扱い説明書

誰しも経験のある事が、しっかり脳科学の分野で説明されるという学び。

これから「側坐核」なる部位を自覚する事で、原因と結果の法則を理解しやすくなりますね。

images-2

 


Comments

comments