高城剛さんが綴った、旅する日々に得られた思考:『多動日記(一)健康と平和 』読了

先日、中間記↓をアップした

<< 2017年8月12日投稿:画像は記事にリンク >> 高城剛さんが綴った、旅する日々に得られた思考:『多動日記(一)健康と平和 』中間記

高城剛さんの『多動日記(一)健康と平和』を読了。

イスタンブール(8月18日)に始まり、バルセロナ(10月15日)に至る間に綴られた日記ゆえ、

1記事あたり、5〜10ページ程度で、さくさくっと読み進めることが出来ましたが、

書かれてあることは・・

” AirBnBで働いてないのに収入を得ながら、移動コストは著しく下がり、夏を追いかけて浮かれていれば(富を追えば)、そのうちに儲かるようになる。

もしかしたらキリギリスは、現代社会でいうDJなのかもしれない。その上、キリギリスは儲けた金で働き者のアリに投資する。

この構造こそが、「21世紀のアリとキリギリス」だと僕は考える。

同じ場所にいる者より、移動して違う場所に移る者こそ、チャンスがある時代だ。”(位置No.781)

” 一度高カロリーなものを口にすると、脳が覚えて、人間はもうやめられなくなってしまう。

脳のなかにある「ライルの島」に、精製された中毒物質を、手を替え味を替えコミュニケーションを替え次々と与えて実行支配すれば、人類は高カロリーの奴隷となるのだ。

現在、合法的に高カロリーを省スペースで24時間販売する所は、コンビニエンスストアと日本では呼ばれている。

・・中略・・

都心にはコンビニが増殖し、コミットメントするダイエットジムの看板がはびこり、駅前はドラッグストアだらけになっていった。

散々日本人を肥えさせることに成功し、歳をとった人たちも増えたので、「精製屋」は、別の国を目指すだろう。

今後、日本に入ってくるのは、「精製屋」によって壊された体を、健康にするという名目のもとに増え続ける医療ビジネスになる。きっと、コンビニエンスな。”(位置No.1040-1057)

と、世界をくまなく、そして累計100周!?に及ぶ地球旅の中で実感された特にサブタイトルにある健康に関してエッジのある学びが刺激的で、

巻末に

“(アジア編に続く)”(位置No.1603)

とあり、続編(旅の続き)のリリースが今からとても楽しみです。

 


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