オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:ワラビーズ、オールブラックスに雪辱ならずもダニーデンでプライドを示す

ワラビーズ、オールブラックスに雪辱ならずもダニーデンでプライドを示す

” ニュージーランド代表“オールブラックス”とオーストラリア代表“ワラビーズ”の間で争われる伝統のトロフィーは、15年連続、ニュージーランドで輝くことになった。

8月26日、同国ダニーデンのフォーサイスバースタジアムで、ザ・ラグビーチャンピオンシップ(南半球4か国対抗戦)を兼ねた「ブレディスローカップ」の第2戦がおこなわれ、

オールブラックスが終盤に逆転して35-29で勝利。第1戦も同チームが制していたため勝ち越しが決定し、2003年に栄冠を奪取して以来、連続防衛となった。

シドニーでの第1戦で記録に残る54失点をして屈辱を味わったワラビーズが、この試合ではディフェンスで奮闘し、攻めては序盤の3連続トライで主導権を握った。

開始25秒でFBイズラエル・フォラウがインターセプトして約70メートル独走し先制すると、10分にはラインアウト後の密集からFLマイケル・フーパー主将が抜けて追加点。

さらに14分、ワラビーズは自陣でのスクラムを押されたものの、ボールを手にしたSHウィル・ゲニアが間隙を突いて抜け出し、フーパー、SOバーナード・フォーリーとつないで3連続トライが生まれた。

17点を追う展開となったオールブラックスは21分、ゴール前のラインアウトモール後、持ち出したSHアーロン・スミスがスペースを作ってWTBリーコ・イオアネを抜けさせ、7点を返す。

ハーフタイム前にはゴール前中央のスクラムで優勢になったあと、持ち出したSHスミスが相手FLフーパーのタックルをかわしてゴールに持ち込み、14-17として折り返した。

長年のライバル同士の対決は、両者一歩も引かぬ激しい戦いとなり、後半にスコアが動いたのは60分(後半20分)だった。

オールブラックスがゴール前でスクラムのチャンスとなり、SHスミスからボールをもらったSOボーデン・バレットが抜けて逆転トライを挙げた。

しかし、この日のワラビーズは簡単には流れを渡さず、66分、自陣深くでのターンオーバーから継続して敵陣22メートルライン内に入り、SHゲニアがパスダミーからギャップを突いてゴールに持ち込み、再びゲームをひっくり返した。

それでも、ホームで負けられないニュージーランドは70分、22フェイズを重ね、この試合を最後に約4か月間の休養に入るWTBベン・スミスが再逆転のトライを挙げ、28-22とする。

だがワラビーズは食い下がり、75分、ペナルティをもらって敵陣深くに入ると、連続攻撃をCTBカートリー・ビールがポスト下に飛び込んでフィニッシュし、コンバージョン成功で再逆転、28-29となった。

適地で16年ぶりにライバルを倒す寸前まで追い詰めたワラビーズ。

しかし、世界の頂点に君臨し続けるオールブラックスは落ち着いていた。リスタートのキックオフボールを確保して攻め込み、主将のNO8キアラン・リードが突破、SHで途中出場のTJ・ペレナラがサポートし、SOバレットにつなぎ、値千金のトライ。

これが決勝点となり、オールブラックスが今年もブレディスローカップ獲得となった。”(出典:RUGBY REPUBLIC

2017 Rugby Championship Rd2 – New Zealand v Australia

勝ってくれれば言うことなかったですが。前回の↓後半から

<< 2017年8月20日投稿分:画像は投稿にリンク>> ワラビーズ34得点も、54失点でオールブラックスに屈す

チームがまとまってきた様子で、「やれば出来るじゃん!」といった感じに安堵感を覚えましたが、

All Blacks:オールブラックス相手に最後きっちり逆転されてしまうところは Wallabies:ワラビーズらしいというのか、ご愛嬌なのか ^^;A

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上記は、Facebookページ「オーストラリア ライフスタイル & ビジネス研究所の2017年8月27日掲載分の記事です。
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