Socceroos シリアとの死闘を制し、大陸間プレーオフ進出
” ロシアW杯アジアプレーオフの第2戦が10日、オーストラリアのシドニーで行われ、オーストラリア代表がシリア代表を延長戦の末に2-1で下した。
2戦合計3-2としたオーストラリアが、北中米カリブ海予選の4位と戦う大陸間プレーオフに進出した。
5日に中立地マレーシアで行ったシリアのホーム扱いの第1戦は1-1でドロー。オーストラリアが前半40分に先制したが、シリアが終了間際にPKを獲得し、ドローに持ち込んでいた。
迎えた第2戦。最初に試合を動かしたのはシリアだった。
前半6分、中盤でボールを奪ってカウンターを仕掛けると、スルーパスを受けたFWオマル・アッ・ソーマが左足でゴールネットを揺らし、アウェーゴールを取り返した。
しかしオーストラリアも前半13分に反撃。FWマシュー・レッキーが右サイドからクロスを上げると、FWティム・ケーヒルが頭で試合を振り出しに戻す。2戦合計でも全くのタイになった。
試合はここからこう着。決定機の数ではオーストラリアに分があったが、シリア守備陣も集中力を切らさない。
試合は1-1で終了。2戦合計2-2の全くのタイとなったため、15分ハーフの延長戦に突入した。
しかしシリアは後半終了間際のプレーでMFマハムード・アル・マワスが2枚目のイエローカードを受けて退場。数的不利で延長戦を戦うことになった。
そして延長後半4分、ついにスコアが動く。
一方的に攻め込んでいたオーストラリアは浮き球パスに反応したMFロビー・クルーズが左からクロスを上げると、ケーヒルが頭で合わせる。シュートはGKの手を弾いてゴールに収まった。
試合はこのまま2-1で終了。初のW杯出場を目指したシリアだが、夢はお預け。オーストラリアが4大会連続のW杯出場に望みをつないだ。”(出典:ゲキサカ)
「シビれる」との表現は、まさにこういった時のことで ^^;
本来のチーム力からすると、ここまで競ることはなかったと捉えていますが、(大会の重みに、歴史に、期待に etc)いろいろなものが重なってくると、
ゲームが多分にドラマ性を帯びてくるという。
まだ、ワールドカップ出場という目的に到達したわけではないですが、一連の悪い流れを断ち切る転機にはなり得たでしょう。