テスラ社、南オーストラリア州の風力発電所に世界最大のバッテリー施設を設置
” Teslaがなんとか期日どおりに製品を納入した —— 電気自動車のModel 3は計画より遅れているのだが。
同社はオーストラリア西部に巨大バッテリー施設を完成した。風力発電で生成したエネルギーを蓄積し、必要なときに送電網に送って夏場によく起きる停電を抑制するのが目的だ。
Teslaのバッテリー施設は、フル充電時にはおよそ3万世帯に1時間電力を供給することが可能で、数日中に最終テストで全設備が準備完了になったことを確認して本格稼働に入る。
バッテリーの総容量は100メガワット時で世界最大だ。
Wall Street Journalによると、今後数週間の最終テスト期間中に予備電力を供給するが、本格的な負荷テストが始まるのはオーストラリアに夏が来る12月から3月にかけてだ。
その間気温は急上昇し、各家庭がエアコンなどをフル稼働させて猛暑を避けようとするためエネルギーシステムに大きな負荷がかかる。
しかし、Teslaがこの施設でテストしているのは、オーストラリアの夏に対処するためだけではない
—— 再生可能エネルギーが従来の環境にやさしくない電力供給方法を完全に置き換える現実的な手段として長期的に有効かどうかを証明することも重要な目的だ。”(出典:Tech Church)
以前の記事↓の続報ですが、
本格稼働で順調に実績を重ねていくことで、各所で後続事例が相次ぐことになるとみられ、推移に要注目ですね。