南オーストラリア州で電気自動車工場建設の動き
” 英国の鉄鋼商社リバティハウスのサンジープ・グプタ会長が、南オーストラリア(SA)州のGMホールデン自動車工場跡地に電気自動車(EV)工場を建設することを検討しているようだ。
同氏が会長を務めるリバティハウスの親会社GFGアライアンスが先週、ホールデンが世界的に製造機械の競売手続きを始める前に、多くの機械の買い取り意向を正式に示したことが分かった。
23日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが伝えた。
GFGのオーストラリア部門を率いるマイケル・モーリー氏とグプタ会長はこれまでに、ホールデンの製造部門ディレクターを務めるマット・グッドウィン氏と協議を行っていたようだ。
SA州のコートサントニス財務相は、「GFGは、英設計事務所ゴードン・マレー・デザインと共に同地を革新的なEV製造ハブとして開発したい考えを示している」とする書簡をホールデンに送っており、州政府としての支持を明らかにしている。
ホールデンは近く、大型産業機器の国際マーケットプレースで保有する製造機械の競売を開始する予定だ。
ホールデンの同州エリザベス工場を取得した不動産開発業者ペリグラ(Pelligra)・グループは、123ヘクタールの同地を製造やエンジニアリング、商業などの複合的ビジネスパーク「ライオンスゲート・ビジネスパーク」として開発する計画。
グッドウィン氏は先に、同地が産業ハブとして今後も利用されることが重要との見方を示している。
GFGは破綻した鉄鋼アリウムのほか、再生可能エネルギー発電企業ゼン・エナジーの過半数株式やスイス系商品取引・鉱山開発グレンコアのニューサウスウェールズ州の炭鉱など国内資産を意欲的に取得している。”(出典:NNA ASIA)
まだ、計画段階ではあるものの
昨秋、オーストラリアで幕を閉じてしまった↑自動車製造業の歴史に、新たな展開が見出されることになるのか、注目されるところです。
南オーストラリア州といえば、Tesla:テスラ社の
バッテリー施設設置の動き↑もあり、電気自動車工場となれば、リンクした話しではないながら、流れの良さのようなことは感じます。
オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所
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