東部沖合のホホジロザメ生息数5,460匹と推計
” オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)は9日、同国東部沖合のホホジロザメの生息数を5,460匹と推計する調査結果を発表した。
遺伝子情報の解析技術を使った初めての調査で、正確な把握が難しかった生息数をはじき出した。
ホホジロザメは、映画「ジョーズ」(1975年)の人食いザメのモデル。
豪州では生息数減少の懸念から90年代終わりから保護対象となった一方、人間が襲われる事故もたびたび発生。有効な対策を講じるため、生息実態の把握が求められてきた。
調査では、東部沖に生息する若いホホジロザメ214匹から親に関する遺伝子情報を取り出した。
解析した結果、大人のサメの生息数を約750匹と推計。その上で、全体数を計算した。
同機構では「時間をかけて調査を繰り返す。全体の生息数の傾向を把握することで、増えているのか減っているのかが分かる」と指摘した。”(出典:時事通信社)
ヘッドラインだけ見るとドキッとさせられますが、遺伝子情報の解析技術に基づいた算出となると
テクロノロジーの進化というのか、リスク管理、生態解明等々、さまざまな形での応用を期待させられます。
オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所
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