EPA効果で貿易相手2位に日本が浮上
” 日本が2年ぶりに米国を抜き、オーストラリアの貿易相手国の2位に浮上したことが分かった。
石炭や鉄鉱石など資源価格の上昇に加え、2015年に発効した日豪経済連携協定(EPA)が追い風となった。
豪外務貿易省によると、2016年7月~17年6月の日豪間のモノとサービスの貿易額(双方向)は前期比13%増の約686億豪ドル(約5兆6,000億円)だった。
日本は68年から約40年間、豪州の最大貿易相手国だったが、06年7月~07年6月に中国に抜かれ、15年7月~16年6月には米国に次ぐ3位となった。
EPAは15年1月の発効以来、3,400品目以上の豪州産品の輸入関税を削減・撤廃し、果物や野菜、牛肉の輸出が急増している。
また日豪が参加する環太平洋経済連携協定(TPP)の新協定「TPP11」に米国は参加しておらず、豪政府は対日輸出増の好機とみている。”(出典:日本経済新聞)
オーストラリアにとって日本の存在感が低下気味と捉えられていたところEPA(経済連携協定)に、
TPP11の締結効果から、両国の関係性がより密になっていくことは蓋然性の高い未来といえ、新時代突入を感じたニュースでした。
オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所
上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2018年3月22日分の掲載記事です。
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