日も落ちてきた連休の最終局面、「この感じだと一本行けそうかな」と、今回の三連休の締めに一本レンタル。
手に取ったのはTSUTAYA内を徘徊していて気になった「スコッターズ」。
「スコッターズ」予告編
iTunesで目にした(視聴した人の)レヴューが冴えず、躊躇するところもありましたが、
「豪邸で束の間の贅沢な生活を楽しんでいるところ、予定外に一家が戻って来た」といった設定に興味を持ち、その世界に浸ってみることに。
チャレンジするカメラワーク
映画を見始めて、スタイリッシュな映像の仕上げに好感を持ちましたが、これが中盤、後半になると
ラヴ・シーンでの静止画の導入であったり、銃撃戦でのスローモーションであったり、
(マーティン・ワイズ)監督のやろうとしている事に感情移入出来ず、演出面でしっくり来ず。
ストーリーの方も、前半の伏線が後半で拾えてないような印象であったり、シナリオの深みであったり、登場人物たちが悉くペーソスに満ちていたりで、期待値に達せずといった。
内心でスカッと爽快感を求めていたか、事前に読んでいた視聴者のレヴューに「あぁ、やっぱりか」という感は否めず。
印象的だったのは、ロケの舞台となったLos Angelesがクールな感じに描かれていたところや、街中の映画館を舞台にしたシーンでのカットなど。
出演陣は顔なじみが殆どいませんでしたが、「アメリカン・グラフィティ」や「おつむてんてんクリニック」等、80年代によく見ていた感のリチャード・ドレイファスが懐かしく。
ここ(リチャード・ドレイファス出演)に、作品のクオリティの担保を求めたところもありましたが(笑)