オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:A.T. カーニー 2018年グローバル都市調査 ②(グローバル都市展望)

A.T. カーニー 2018年グローバル都市調査 ②(グローバル都市展望)

” グローバル都市展望は、「個人の幸福度」「経済」「イノベーション」「ガバナンス」の4つの観点、13の評価基準を基に、既に地位を確立した都市に対抗しうる都市を特定している。

グローバル都市展望では、サンフランシスコが4年連続で首位の座を守った。シリコンバレーの高成長企業がけん引役になっているサンフランシスコは、引き続き、「イノベーション」面で優れている。

A.T. カーニーのパートナーで、グローバル・ビジネス・ポリシー・カウンシルのマネージングディレクターを務めるエリック・ピーターソンは次のように述べている。

「勢いがある都市には、イノベーションと発展に対する強いコミットメントを伴うエコシステムがある。

これまで以上に、都市は成長を推進する投資を引き付けることが重要になっている。本調査で上位に入った都市は、そのために何をすべきかを理解している」。

・・中略・・

◾調査概要

2018年グローバル都市調査は、世界135都市を対象とし、次の2つの調査から構成される。

・グローバル都市指標(Global Cities Index):2008年に開始。「ビジネス活動」「人的資源」「情報交換」「文化的経験」「政治的関与」の5つの重要な観点、27の評価基準で、都市の現在のパフォーマンスを検証したものである。

・グローバル都市展望(Global Cities Outlook) : 2015年に開始。「個人の幸福度」「経済」「イノベーション」「ガバナンス」の4つの観点、13の評価基準で、各都市の将来的有望性を評価している。”(出典:朝日新聞 DIGITAL

前回の続きで、

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今回のグローバル都市展望でオーストラリアからは・・

1 サンフランシスコ
2 ニューヨーク
3 ロンドン
4 パリ
5 シンガポール
6 アムステルダム
7 ミュンヘン
8 ボストン
9 ヒューストン
10 メルボルン
11 ストックホルム
12 トロント
13 チューリヒ
14 東京
15 シカゴ
16 ジュネーブ
17 バンクーバー
18 ベルリン
19 シドニー
20 モスクワ
21 モントリオール
22 ブリュッセル
23 コペンハーゲン
24 ワシントン D.C.
25 ウィーン

都市指標と同様、シドニー、メルボルンの2都市で、シドニーは15位から順位を下げ(→19位)、一方でメルボルンは17位から順位を上げ(10位)ました。

調査から学ぶことはアデレード、パース、ブリスベンも先行する2都市に倣って国際的な都市競争力を高めることですかね。

オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所

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上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2018年6月4日分の掲載記事です。

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