2018 FIFA ワールドカップ ロシア開幕直前、現役時代は浦和レッドダイヤモンズや日本代表で活躍された
『ロシアワールドカップ 観戦ガイド 直前版』刊行記念として開催されたもので、
まず、会がスタートしてから福田正博さんが、ノンストップで喋り続けられる姿が印象的で、
トークの相手方を務められた西岡明彦さんによると、控室でスタンバイされている時から喋り通しであったそうな ^0^;
ハリルホジッチ監督解任評 etc
冒頭はハリルホジッチ監督解任に関して、理由として掲げられた「コミュニケーション不足」について
結果が出れば(信頼が深まり)コミュニケーションは取れて行くものだし、コミュニケーションが取れているからといって結果が出るものでもないと。
但し、監督解任自体は賛成とのことで、日本人が得意なことを活かすサッカーではなく、
不得意なところを強化してのチーム作りは早晩行き詰まると予測していて、遅きに失した解任のタイミングであったと指摘。
23名の代表選手選考に関しては、監督交代が相当のインパクト(≒サプライズ)であったことから選考自体に納得出来るとのこと。
但し、コロンビアとは20回対戦して1回勝てるかどうか、同じくセネガルは10回中2、3回、ポーランドは10回中1回といった力関係であることから
ジョーカー的な役割を果たせる選手が見当たらず、無難ではないが、スピードなり、高さなりでゲームを変えられる選手の選出はあっても良かったのではないかとのご見解。
印象的であったのは「よくあの選手が選ばれて、なぜあの選手が選ばれなかったんだろう?」といった意見、疑問を聞くが、
ベンチに置いて、その役割を果たせる選手もいれば、そうでない選手もいて、一概に上手い選手を選べば良いという訳ではなく、
12〜14番目となる選手は、そういった視点での見極めも大事で、サポートの役回りを果たせない選手をベンチ要因として選んではいけないとの指摘には、「なるほどなぁ」と論理的で説得力ありました。
そして、いざワールドカップ・・
ノンストップで駆け抜けたトークショーは1時間ちょっと、上記で振り返ったのはごく部分的で
浦和レッドダイヤモンズのコーチ就任時のお話しに、ポジション別のサッカー観の違いなど、話題は多岐に及びました。
そして若干の質疑応答があって、締めはサイン会。自分の順番が来て・・
「(あまり触れられることのなかったグループリーグの展望)今日の流れすると、グループリーグ突破は難しいですかねぇ?」と福田正博さんに発すれば、
「そうですねぇ。」と。私が「鍵はコロンビア戦ですか」と続ければ「そうです、間違いないです」と。
サインを頂戴した後の力強い握手も印象的でしたが、TVで拝見するより、ざっくばらん、アスリートの王道を往く感じのキャラクターに存在感で、
楽しく過ぎ去っていたひと時から、自分自身にとってはプレ・ワールドカップ的な意味合いのイベントとなり、本番へ向け、ちょっと前のめりにさせられて帰ってきました。・