夜、寄り道せずに帰宅して、20:00からのハイパープレゼンター 大森健巳さんのウェビナーを受講(無料)。
「大森さんのウェビナーはいつ以来だろう?」と確認してみれば、8月31日以来でありました。
前回の模様 >> 大森健巳さんがナビゲートするGOOGLEが社員教育で使う交渉術 <<
人生を変える3つの「 S 」
今回は年明けに開催されるセミナーの告知を兼ねての約2時間でしたが、
タイトルは『人生を変える秘訣はストーリーにあった!「ストーリーの力」』
人が人生でブレークスルーを起こすには「3つのS」が必要と言われており、それは
Strategy:戦略
Story:物語
State:状態
優れた判断に下すためには、何よりもまずステートが良い事が求められ、そこから良い戦略が構築される。
人は得てして、親であったり、先生であったり、会社の先輩であったり、人が描いたストーリーで生きてしまっている。
考え方の源を辿ると、判断を下す基準で「なぜ」と問われると説明出来ないことが多い。
自分の過去のストーリーを如何に捉えているか。ストーリーはステートと戦略を接続する役割を果たす。
感じている事に耳を澄ませ、ゴールを見据え、ストーリーを描く
ペットボトルに半分の水が入っているとして、水が「半分も入っている」「半分しか入っていない」と解釈するのは人それぞれだが
「半分しか入っていない」と感じているのに、「半分も入っている」と感じようとしている事に無理(思いたいけど思えない)が生じてしまう。
まず、「半分しか入っていない」と感じた自分を認める事。そこで、「半分も入っている」と感じようとするのではなく
その意図に意識を向ける。例えば砂漠に居る状況であれば、生き延びる事が目的となるから
「水が半分入っている」という事実に、一言加えるだけでも、そこからストーリーが始まる。
大森さんが提唱するハイパーシンキングの紹介で、感じている事を認め、質問を作り方を変える事の学びでした。
砂漠で生き延びるために、「水が半分も入っているから生き延びられる」と解釈を加えてみる。
データ(写真で撮れるもの、数値化出来るもの)はデータとしてのみ扱い、まず自分が感じている事を認めて、そこから目的に沿ってストーリーを組み立てる。
望ましい状態(ステート)が作られれば、自然と良い判断が出来るようになるので、
上記手順に従って判断が下されて行く事、物事を組み立てていく事が大事。
感じている事を図式化しての学び
ストーリーの重要性については、神田昌典さんも力説されていますが、自分の感じている事をまずは認める事。
そして自分の意図(狙い)を意識して、そこにストーリーという橋を架けるというプロセス。
普段、無意識で処理されている事に意識を及ばされ、大森さんらしいソフトな語り口が、普段、無意識で処理していた作業をストンと腹落ちさせてくれる明瞭なナビゲーションでありました。