泉麻人さんが、60の懐かしさから振り返った1980年代:『80年代しりとりコラム』読み始め

泉麻人さんの『80年代しりとりコラム』を読み始めて

全60回あるうちの20回までを読み終えたので、そこまでのおさらい。

<< 2018年8月1日投稿:画像は記事にリンク >> 泉麻人さんと新田恵利さんが振り返った懐かしの80年代:「熱く、元気なあの時代 1980年代展」トークショー参加記

手元の書籍は、先日、トークショー目当てで行った日本橋三越本店での『熱く、元気なあの時代 1980年代展』の

「熱く、元気なあの時代 1980年代展」関連販売コーナー

出口を出た先で展開されていた物販コーナー内で、20部限定で販売されていたうちの一冊。

在庫が気になったので、電話確認の上、現地へ・・「まだ、あった」で ホッ ^^

足を運んだ当日は購入の決心つかなかったものの、翌日になり「これは、やっぱり」と、本だけ買いに会場に向かい購入 ^^

自然と頬緩む「あぁ、懐かしの・・」

2015年1月出版。本を開いたところの「はじめに」で

” もう7、8年前になりますが、とある雑誌から80年代テーマのコラム連載のオファーがきたとき、ふと思い浮かんだのが「しりとり」というスタイル。

以前、中島らもさんのしりとり形式のエッセーを読んだことがありますが、80年代しばりでできないだろうか?

・・中略・・

ってことで、本書のような構成の連載コラムが始まりました。”(p2-3/括弧書き省略)

という出版背景のもと、

ドラクエ→エリマキトカゲ→激辛→ランバダ・・

といった具合、しりとり形式で、各回、懐かしの80年代が取り上げられています。

そこには例えば、

“「BMに乗っているアソビ人の歯医者と電通バイトのギャル」みたいな組が、マハラジャの典型的な客筋 ーとイメージしていた。」”(p40)

と、リアルタイムでは手の届いていなかった世界の内側に、

或いは泉麻人さんが、所属先の『週刊TVガイド』から離れフリーに転じられた際・・

” 原宿のマンションは、同潤会アパート(現:表参道ヒルズ)の裏方あたりにあって、少し前に知り合ったイラストレーターのみうらじゅんが見つけてきた物件だった。

「仕事場、探してはるんでしたら、まだ空き部屋があるみたいですわ」

なんて感じで誘われて、ちょうどみうら君のすぐ上の部屋に僕が入ることになった。”(p46)

といったお二人の無名時代?のエピソードに、

泉麻人さんの世界観で振り返る80年代が心地良く、ページを進めながら「あぁ、そういえば・・」「こんなのあったなぁ〜」とか、回想と同時進行の読書に。

これから中、後半、全体の3分の2、さらに引っ張り出されるであろう懐かしさに、発見、楽しみです ^〜^


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