(講演数日前に)流れてきたFacebook広告に無意識的に目が留まり・・
「無料だし、時間はあるし」と漠然と興味を持った
『サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい 人生100年時代の個人M&A入門』著者 三戸政和さんの講演会に参加。
人生100年時代と、事業承継受難の時代の・・
講演内容も同書がベースとなったもので、
・2007年に日本で生まれた子供の50%が107歳以上まで生きる
・(三戸政和さんがソフトバンク・インベストメンツで勤務されたご経歴などから)ゼロイチで起業することの難しさ
・事業承継に悩んでいる会社は多い(事業に問題がなくても後継者不在で廃業してしまうケースも出始めている)
といった現状、前提に基づき、論が展開されていきました。
講演前から、堀江貴文さんが本の帯(表紙?)に大々的に登場する『サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい』については承知していながらも・・
全く個人で会社を買うという発想が無かったことから、
本のコンセプトについて斬新と感じながらも、現実感伴うものではありません(=他人事との捉え)でしたが、
本書の受講に合わせて本のお試し版を読んでみたり、実際、三戸政和さんからお話しを聞くと、
・講演タイトルにもある通り、長寿化で会社を(定年)退職してからの人生が長い
・自分で事業を起こすよりも、実際に事業が軌道に乗っている会社を所有する方が合理的
・経営者の年齢が70〜80歳代に達し、会社を手放したがっている社長(オーナー)が多い
といった背景及び見解に触れ、
会社を買う(個人M&A)という選択も合理的な一つの選択と感じられていくようになりました。
なお、会社を買うということに対して一般的に株主=社長と思われがちだが、所有と経営が分離されていること(=会社員として勤務しながら会社を所有することは可能)、
また、出資にあたっては経営者保証ガイドラインが整備され、個人保証は求められないことが一般的であるとのこと。
今、この時期だからこその選択
三戸政和さんは個人M&Aに関して、この10年程度といったお話しをされ、
それは10年のうちに事業継承が済むか、廃業されるかの決定がされるとして、
今だから(/この期間)の選択というお話しに、これから同様の指摘がトレンドになってくるものと。
久々に参加したビジネス系セミナーでしたが、
私自身気づかぬ間に一つ選択肢が示されていたものと、目を見開かされた講演機会となりました。
次回、講演に合わせて読んでいた『サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい』(無料お試し版)について取り上げたいと思います。