南オーストラリア州、新起業家ビザを2019年から導入
” オーストラリア連邦政府が、先に発表していた南オーストラリア(SA)州を対象とする外国人起業家向けの新ビザ制度を、2019年から4年間実施することが分かった。
19年は30人に発給し、以後22年まで毎年発給数を増やしていく方針。
申請者は革新的な事業アイデアを持っていることなどを示さなくてはいけない。
連邦政府は当初、資金調達要件を設けないとしていたが、導入も検討しているようだ。公共放送SBSが伝えた。
SA州自由党政権は、新ビザ制度の実施に向け40万豪ドル(約3,179万円)を拠出する方針だ。
同州のリッジウェー貿易・観光・投資相は、資金調達要件についてはまだ決まっていないとしたものの、
申請者は45歳未満で、英語能力判定試験IELTSの4項目のすべてで、評点1.0~9.0のうち5.0以上となることが必要だと指摘した。
また、連邦政府が指定する健康状態や犯罪歴チェックを経て認められたものなどとしている。
既存の起業家ビザ(サブクラス188)は4年期限で、各州・準州ごとに受け入れ数などが制限されている。
また申請者の年齢は、受け入れ州・準州政府の特例がない限りは55歳未満となっており、少なくとも20万豪ドルの資金確保や、企業出資の場合は最低30%以上の権益を持つ必要がある。
また、英語能力ではIELTSの4項目のすべてで6.0以上が要求されている。”(出典:NNA ASIA)
先行事例があるのか承知していませんが、(起業)アイディアとビザ発行を組み合わせた発想は興味深いです。
(成功すれば瞬く間に他に波及していくものと、)特に導入後の経過について関心があります。
オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所
上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2018年9月12日分の掲載記事です。
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