人工知能研究者 黒川伊保子さんの
「『妻のトリセツ』 おだやかな愛を家庭に取り戻すには?」と題された講演&サイン会に参加。
(講演)タイトルにピ〜ン!ときたわけではなく ^^;A
おおよそ1年半に読んで☝️感銘を受けていた『英雄の書』の著者講演会ということがトリガーになって迎えた当日。
女性脳と男性脳では、かくも違う・・
久々、本降りの雨降る中、ワクワクしながら会場の八重洲ブックセンターへ。
開場時間に10分ほど遅れての到着も、最前列中央部に1つだけ空きを見つけ、
腰を下ろし、しばし開演待ち。やがて定刻を迎え、黒川伊保子さんご登壇。
今回は10月に上梓された『妻のトリセツ』刊行記念で開催された経緯から
同書に書かれたこと、書き切れなかったお話しということで、人工知能研究者であられるバックグラウンドに、
研究を始めて早々に、男性と女性とで脳に違いがあることに気づかれたそうで、
大別すれば、女性は「プロセス指向型共感モデル」、男性は「ゴール指向問題解決型モデル」に分類されるそうな。
具体例を挙げると、女性が「今日、腰が痛いのよねぇ」といったことを言った時、
男性は「医者行った?」(=問題解決)と声を掛けがちなところ、実はこのひと言が凄く女性を傷つけていると。
女性の本心としては「そうか腰か。腰は大変よねぇ」といった具合で、何より話しを聞いて共感して上げる姿勢が大事。
なお、女性=女性脳、男性=男性脳とはならず、女性でも男性脳を持つ人はいるし、男性で女性脳を持つ人もいると。また、双方を併せ持つ天才脳の持ち主もいらっしゃるそうな・・
約1時間の講演では様々な条件、男女の反応の仕方といったことが豊富な具体例を用いて説明されていきましたが、
身に覚えのある点、一つや二つでなし ^ー^; 自分も傾向として解決策を示して、話しを完結させようとしていたことは自覚させられ、
今回の講演で学んだこととして、相手の気持ちに寄り添う姿勢に、話しに耳を傾ける心がけは覚えておきたいなーと。
因みに、うわべだけの対応は状況を悪化させる危険性を孕み、結婚20周年のつもりが、19周年であった場合など、また、男性と女性とで受け止めに大きな隔たりがあるそうな・・
2016.6 >> 2018.11
講演後の質疑応答を経て、これも楽しみにしていたサイン会。対象書籍『妻のトリセツ』の他、
しっかり仕込んでおいた『英雄の書』にもサイン頂き、1年半前の読了時の感銘時に刻んだ点が、
今回、線として結ばれたような充足感を ^^
講演内容が思いのほか、興味深く/実用的であったことから、これから手に取る『妻のトリセツ』の内容が楽しみです ^〜^/