脳科学者 茂木健一郎さんが綴った「オーストラリア・クール」
” 何よりも特徴的なことは、「過去」を持たないだけに、自分たちには「現在」と「未来」しかないという思い切りのよさだろう。
オーストラリアと関係の深いイギリスの首都ロンドンは、歴史のある建物が並ぶという意味においては豊かだが、逆にそれが足かせになっている。
斬新なデザインの建物があっても、そこには、無理にあえてそうしているという印象が生まれる。
対して、オーストラリアには、天真爛漫な伸びやかさがある。何をやっても、どうせ新しいのだからという、開き直りのようなもの。
南半球という、地理的に隔絶した位置のあり方が。可能性の世界において、「雲一つないような青空」を演出している。”(『記憶の森を育てる 意識と人工知能』p199-200)
先日読了した
本の中にあった一項目の中からの引用で、まるでオーストラリアをテーマにした本ではありませんが、
論が進められる中で「オーストラリア・クール」と見出しが付され、著者 茂木健一郎さんが感じておられるオーストラリアの魅力が印象的であったので、今回紹介したく思いました。
オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所
上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2019年2月3日分の掲載記事です。
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