年の瀬、晦日に表参道。
当初、予定になかった日程でしたが、前回のビジネスプロトタイピング講座で神田昌典さんの添削に対応出来なかった方たちへのフォローとして組まれた急遽追加された日程。
自分は、前回に取り上げて頂いた事から、
前回の模様 >> 神田昌典さんから直に感じたプロフェッショナルの真髄:神田昌典ビジネスプロトタイピング講座 その十二 <<
仲間の提出されたランディングページ用の原稿が、神田さんの手によって添削されていくプロセスを半日に渡って目の当たりにして、極意を垣間見る事になりました。
ビジネスに根差す普遍的要因と時代性と
分野は介護、農業、富裕層ビジネス、医療(脳外科)分野など様々でしたが、
受講者の紙面に落とし込まれた思いが、神田さんのフィルターを通じて、世にビジネスモデルを問う形に仕上げられていく様子を改めて目撃出来た事は印象的でした。
そこには分野に拘束されないビジネスの本質性であったり、分野毎に内包されている課題であったり、時代の要請であったり・・
それらが統合されて、ビジネスモデルとして人の思いが世に問われる事になるのだと思いますが、
神田さんに感じたのは、我が身に心得たいと感じている本質性はもとより、各分野に広がる様々な知見ですね。
講義の中で印象的であったのは、例えば遊び人の場合、その度合いが徹底していないと、
得られるアイディアが陳腐な領域を脱しないという事(=アイディアを生み出す人は徹底的に遊ぶ)。
何をやるにも突き抜けていないと、出てくるものが凡庸なものとなってしまうとの指摘。
先日知った「グリット」と称される、1つの事を突き詰める才能が、各人の資質にかかわらず人を成功に導くとの研究結果(下記)を興味深く読んでいたので
>> 成功者が共通して持つ「グリット」という能力–才能でも、努力でもない第3の要素とは? <<
改めて、何にせよ閾値を超えていくプロセスの重要性について思いを及ばされました。
良質な質問により、高められる個
その他「震災現場に行って、自分自身が提供出来る事は何か?」など、自分が備えている本質的な事に考えさせられる投げかけなどがあり、
11:00から予定外で開催された即席の忘年会がお開きとなった18:30まで。
年末年始の開放感に浸りながら、神田さんと仲間のやり取りが行われる傍、
文脈を自分自身に置き換えて、自身の棚卸であったり、日頃の自分の思考の枠を取り外す機会につながりました。