オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所:2019年3月 消費者マインド18ヶ月ぶりの低水準

2019年3月 消費者マインド18ヶ月ぶりの低水準

” ウエストパック・メルボルン研究所は13日、オーストラリアの3月の消費者マインドが、前月の103.8ポイントから4.8%下落の98.8ポイントとなったと発表した。

2018年は「慎重だが楽観的な」消費者の傾向が続いていたが、指数が100ポイントを切る「悲観」に転じ、18カ月ぶりの低水準に落ち込んだ。

消費者マインド指数は約1,200人を対象に、個人の財政状態や景況感、出費状況などについての質問から割り出した経済指標。

100ポイントを超えた場合は「楽観」が「悲観」を上回り、100ポイント未満は「悲観」が「楽観」を上回っていることを示す。調査は今月4〜8日に実施した。

主要指標は全て悪化した。家計への信頼感は、「前年比の家計」が5.6%、「今後12カ月の家計見通し」が5.9%、それぞれ悪化したほか、「今後12カ月の経済見通し」も6.9%、「今後5年間の経済見通し」も5.5%、悪化した。

今後12カ月間の失業者数の増加見込みを示す失業予測指数は、前月比8.9%上昇の130.6ポイントとなった。

一方で「住宅の買い時」は3.5%改善の116.6ポイントとなり、住宅価格予想指数は2.7%悪化の85.4ポイントだった。

ウエストパック銀行のエコノミストは、国内総生産(GDP)成長率がオーストラリア連邦準備銀行(RBA)の見通しよりも減速しており、

多くのメディアが景気後退と報道したことが消費者に影響を与えたとの見方を示した。

また政策金利については、RBAが19年末までに8月から段階的に利下げを行うと予想している。”(出典:NNA ASIA

失業率など、幾つかの統計を定点観測的に眺めていると

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今回の消費者マインドのように脆さを抱かさせられるのも、このところのオーストラリアの統計であるように感じていましたが、「景気後退」の認識が示されたことでしばらくは正念場となりますね。

オーストラリア ライフスタイル & ビジネス 研究所

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上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2019年3月16日分の掲載記事です。

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