例年1月2日は、大学ラグビー準決勝であったり、箱根駅伝往路であったりという理解でしたが、
皇居で天皇陛下が国民に年始のお言葉を述べられる一般参賀についてもこの日であり、
従来、自分としては「TV(ニュース)で見るもの」という認識でしたが、初めて足を運んでみました。
午前から午後にかけて1日5回、気軽に足を運べる
「行こうとは思っていたものの・・」 天皇陛下がお出ましになられる時間であったり、場所の詳細等は、当日になってウェブサイト(上記)で調べる展開。
>> 新年一般参賀要領 <<
どうやら午後に2回お出ましになられるご予定との事で、(時間は決まっていなかったものの)予定通り皇居へ出発。
混んではいるものの、列は流れる
懸念されたのは、その混雑振りでしたが、やはり皇居周辺から皇居に近づくに従って、緩やかに行列が形成されていくものの
足止めにされる事はなく、(例えば途中で断念する人が出るような感じはなく)許容範囲。
意外であったのは、外国人旅行者の数の多さ。目視レベルですが、10〜15%というほどに。
最寄駅から目指す宮殿・長和殿まで約30分
確か13:00頃に、最寄駅と認識した二重橋駅に下車。手荷物検査、(空港で行われるような)身体検査等を経て
一般参賀が行われる皇居 宮殿・長和殿の一角に到着したのが、13:25頃。4回目の会が定刻13:30であったため丁度と言った具合。
但し、絶好なポジションは占拠済みで、遠隔域といった場所取り。
天皇陛下、皇后陛下をはじめとする皇族の方々が、お出ましになられるまでの僅かな時間は
独特の緊張感を感じましたが、ほぼ定刻におもむろといった感じで、待ち構える国民の前に。
日光の反射等で、よく肉眼で把握出来るところまではいきませんでしたが
天皇陛下の述べられたお言葉は、国民一人一人に述べられている感じが伝わり、(お言葉の)前後を入れても10分に満たなかったものの
その場に居合わせる事が出来て、良かったとの感慨に浸る事が出来ました。年始、正月らしい事と、自分が日本人である事を実感させられる気持ちの湧き上がりもありました。
入れ替えではないので、複数回の観覧可
「せっかく来た」のだからと、最終回となる14:20の回へ向け、場所を中央部付近に移動して
約40分ほど待機の後、2回目のお言葉に預かる機会も設けられました。(お言葉の)内容は同一と記憶。
新年一般参賀(14:20の回)
*気温がちょっと寒かったですが、来年以降、ご検討されている方は早めに行かれて、良い場所を確保される事をお勧めします。
日本人としての自分を考えるキッカケ
一般参賀に限らず、皇室の行事に自分の方から行動を起こしたののは、中年の域に達する年齢層ながら今回が初めてでしたが、
日本に生を受けた者として、日本人である事、そういった事を皇室を介して学ぶ事、大いにあるのものと感じました。
皇居で散見された外国籍の方々の注目度からも、古来から皇室を持つ自分の国について思いを及ばされる尊き機会の創出となったであろうと。