年末のFacebookの神田昌典さんの投稿で知った『神田昌典 講演会 フューチャーマッピング[日本発の新・目標達成法]』に参加。
昨年12月に刊行された『ストーリー思考』刊行記念で、場所は紀伊國屋ホール。
この場所は、古くは東京乾電池の舞台に始まり、故立川談志家元の復帰高座であったり、一昨年の安藤忠雄さん、野村克也さんの講演など、それぞれ印象深き演目。
『ストーリー思考』がワークショップ型の本であるがゆえ、なかなか一読しただけでは頭に入ってこないところ
著者であり、フューチャーマッピング(旧.全脳思考)の開発者である神田さんの開設及び実演があるのは有難し。
入場料も1,500円と神田さんが登壇されるプログラムでは破格ですね。
幼少期に影響されたストーリーに鍵が有る
冒頭、フューチャーマッピングの説明で、来月、アメリカ発で世界155ヶ国に発信される
ストーリー(物語)の力を活用して、現実を作り出すフレームワークであるとの説明有り。
そこからストーリーの力についての解説があり、人それぞれ、小さい頃に魅了されたストーリーがあったはずだとして・・
神田さんの場合、アニメの「サーキットの狼」で、アクセルを床まで踏み込んでゴールするシーンや
排気量の少ないロータスが大馬力のスーパーカーを打ち負かすストーリーに
仕事面で疲れていてもアクセル全開で動いてしまうご自身の性格や、小回りの効く組織運営に携わっている点を指摘。
ここで参加者同士のワークがあり、隣に座っている人同士、引き込まれたストーリーと現在の状況を重ね合わせ・・ 確かに、それぞれストーリに引き寄せられている部分はあるようでした。
この時期、多くの人が箇条書き形式で目標を立てているところ、時間の経過と共に忘れてしまうものの、1年の目標をストーリー仕立てにまとめる事で、忘れてしまう事を防ぐメリットへの言及有り。
一人一人が誰もが持つ、その人だけのストーリー
本の中で書かれていた事ですが・・
>> 神田昌典さんが教えてくれる一人一人が持つストーリーの力:『ストーリー思考』読んでのおさらい前編 <<
>> 神田昌典さんが教えてくれる一人一人が持つストーリーの力:『ストーリー思考』読んでのおさらい後編 <<
ストーリーの力を用いる事で、一切の努力は要らず、足元に落ちている宝物をセルフイメージを変えるに事によって現実化出来るフレームワークであると。
実際、刊行に当たり、フューチャーマッピングの実績結果を募ったところ、程度の差はあるものの実に95%の人たち(母数148)が効果を実感したとの事。
ストーリーは一人一人が持っているもので、知っていても知らなくても影響されているもの。
心の中に形成されているストーリーが変わらない限り、現実も変わってこないとして、それならばと自分の過去を振り返りつつ、一人一人が自分自身のストーリーを自覚、描く事が大事。
過去から繋がれるストーリー
講演会の後半では会場に集まった約400人がハッピーになれるストーリー作りが神田さんのファシリテーションのもと行われ(上記写真)、
和やかな雰囲気で閉演の瞬間を迎えましたが、自分自身のストーリー作りのヒントが幼少の頃にあるという事は、一つ大きな持ち帰りとなりました。