月次で開催されている新党大地主催の勉強会 東京大地塾に参加。
⬇︎先月(2019年5月)に続いての参加で、
今回のテーマは「安倍総理のイラン訪問と日露関係」。
いざ夏の戦いへ
冒頭、先月の東京大地塾で食道がんを公表された鈴木宗男新党大地代表から
その後の手術を含めた経過のお話しがあり、がん予備軍が目視出来る状況であることから半年後に再検査の必要はあるものの
一先ず手術も成功し、快方に向かわれているとのこと。7月21日投票となる見込みの参議院選挙に
日本維新の会からの全国区での出馬で調整が進められているとのお話しもあり、2ヶ月は医者から安静を宣告されているものの
「最後の戦い」との決意が言葉に込められ、佐藤優さんから北方領土問題の国民投票的な位置付けも指摘があり、
当落の戦いではなく、ロシアへ国民の意思を示すべく数十万〜百万票獲得といったエールも送られていました。
イラン、そしてロシア・・
マイクは佐藤優さんに手渡され、本題の安倍総理のイラン訪問に関して
不当に評価されているとのお話しから、イランの最高指導者ハメネイ師に会って、核開発の意思がないこと他、考えていることをヒアリング出来たことは大きな成果であると。
同時期に起こったタンカー攻撃に関して
1. ハメネイ師の嘘
2. イスラム革命防衛隊の暴走
3. アメリカの謀略
4. イエメンのフーシの仕業
の4通り考えられるとして、佐藤優さんは現時点4.の和平が実現しない勢力の可能性に言及されていました。
他方の日露関係については、安倍政権が長期化したからこその成果を示す一方で、残り二年の任期では時間が足りないであろうとの見方もあり、安倍四選が外交においてはポイントで、
北方領土問題に関しては、鈴木宗男代表の国政復帰についても期待されるとの言及が。
その後、質疑応答となり、七問ほど取り上げられた筈ですが、そのうちの一つはマスコミの報道姿勢に関して、
先の川崎で起きた殺傷事件に関して、引きこもり犯=凶悪犯のような構図に報道が傾いたことへの警鐘が質問者から示され、
佐藤優さん、鈴木宗男代表とも同じ立場を示され、佐藤優さんから農水省元事務次官の事件といい、
外部で知見が蓄えられているのに、そういったことが周知されず、活かされてことを問題視。
農水省元事務次官も、外部で話せる人がいれば違った結論を得られたのではと指摘。
例えば、家庭内暴力があれば、暴力を振るう相手に「暴力を振るわれることが嫌だ」としっかり伝えることに、
逃げ出す必要性が生じた場合、タクシーを使って第三者を巻き込むことで効果を得られるといった臨床結果(効果的な対応法)が得られているそうな。
追悼 豊島昭彦さん
今回、足を運んだのは、前回、お話しのあった佐藤優さんの高校時代の親友 豊島昭彦さんのその後についての関心が強く、
たまたまチェックした鈴木宗男代表のブログ⬆︎で、お亡くなりになられたことを知ることになり・・
つい一ヶ月半ほど前には外見的には何ら異変を感じることが出来ないお姿であったのに、
やはり佐藤優さんが指摘されていた統計を楽観視出来ない(=「ステージ4の膵臓がん患者の余命の中央値291日」)との指摘は本当であったのかと、
現実の厳しさを痛く感じさせられることに。ちょっと関連するお話しも聞いてみようかと挙手したものの
時間切れとなってしまい、機会あればお話しを聞いてみたく感じながら帰路につきました。