ワラビーズ、スプリングボクスに敗れる
” 前回のワールドカップでトップ4を独占した南半球の強豪4か国による「ザ・ラグビーチャンピオンシップ」が7月20日に開幕し、
ジョハネスバーグのエミレーツエアラインパークでおこなわれたオープニングゲームでは、ホームチームの南アフリカ代表が35-17でオーストラリア代表に快勝した。
ワールドカップ2019日本大会の開幕まで2か月となり、選手にとっては大舞台のスコッド入りへアピールの場ともなるこの大会。
南アは、23歳のSHハーシェル・ヤンキースが背番号9をつけて鮮烈デビューを果たし、2トライを含む活躍でマン・オブ・ザ・マッチに選ばれた。
南アは前半11分、NO8フランソワ・ロウがブレイクダウンでターンオーバーしたあと、
クイックハンズでボールを回し、WTBシブシソ・ンコシがタッチライン際を駆け上がり大きくゲイン、
サポートについていた身長167センチのSHヤンキースがパスをもらってゴールに持ち込み、先制でチームに勢いをつけた。
24分にはFLピーター=ステフ・デュトイが抜けてチップキックを放ち、
チェイスしたSHヤンキースがボールを手にゴール目前まで迫り、その後はFWがパワープレー、LOルード・デヤハーがゴールライン上に押さえた。
一方、18分にチャンスを作りながらスローフォワードでトライを逃していたオーストラリアだが、
29分に敵陣深くに入ると、パワフルランナーのCTBサム・ケレヴィが中央にディフェンダーを集め、すばやく右へ展開し、WTBデイン・ハイレットペティがタックラーをかわしてトライを決めた。
だが、オーストラリアは34分にもキック&チェイスでハイレットペティが連続トライのチャンスだったが、ゴール前でボールを拾い上げられず落球し、これがのちに響いた。
14-10で折り返し、54分(後半14分)に危険なプレーをしたオーストラリアのPRタニエラ・トゥポウにイエローカードが出て数的有利となった南アは、ゴール前で攻め続けてWTBンコシがトライ。
62分には敵陣深くのラックからショートサイドを突いたSHハーシェル・ヤンキースがインゴールに飛び込み、点差を広げた。
背番号10のSOエルトン・ヤンキースもプレースキック好調で、着実に加点。
追うオーストラリアは71分、後半から出場のFBカートリー・ビールがハーフウェイ中央から抜けてSOバーナード・フォーリーのトライを演出したが、
最後にゲームを締めくくったのは南アで、試合終了前、新鋭のハーシェル・ヤンキースに刺激を受けたに違いない途中出場のベテランSHコーバス・レイナーが俊敏な動きでトライを決め、南アの快勝となった。”(出典:RUGBY REPUBLIC via Yahoo!ニュース)
South Africa v Australia l TRC Rd 1 Highlights
アウェーで、落球に退場者に・・ 厳しい戦いを強いられ、ガツンとやられた感じですが、
ザ・ラグビーチャンピオンシップ〜ラグビーワールドカップと、特に注目度が高まる期間中の戦いの火蓋が切られたので、ゲームを重ねるに従ってチーム力を高めていって欲しいところ。