ぽかぽかした陽気に頭上の桜に、春の陽気に浸れた日曜の夜、録ってあった『よみがえるオードリー・ヘプバーン 顔に魅せられた男カズ・ヒロ』を視聴。
辻一弘さんを前回⬇︎取り上げた時(2019年3月)から
名称表記はKazu Hiroとなり、
2020年2月には2度目のオスカー戴冠と =祝。
とりあえず放映予定を知り録画したは良いが、もしや以前(2008年)の特番⬇︎の再放送かと思いきや・・
一部映像の重複は見られるものの約100分に及ぶ新ドキュメンタリーで、
新たな作品として取り組んだオードリー・ヘプバーンの制作過程に、
『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』でKazu Hiroさんを映画業界に引き戻し、オスカー受賞でその名を世界に知らしめることになったGary Oldman:ゲーリー・オールドマンに、
自身の主演作『スキャンダル』に直々にKazu Hiroさんにオファーの連絡を入れ、
(Kazu Hiroさんを)2回目のオスカー戴冠に導いたCharlize Theron:シャーリーズ・セロン等、Kazu Hiroさんに所縁のある人たちがコメントを寄せ、
尋常ならざるして、他の追随を許さぬ芸術家としての姿勢、横顔、舞台裏に迫った100分。
深さ x 360° 驚嘆の表現力
一昨年(2018年)、著書⬇︎を読んでいた際も、
顔に対して他では聞けない深い考察があって、それらが作品に落とし込まれていくという崇高な仕事ぶりを垣間見た思いを抱いていましたが、
今回も、作品を見る角度によって鑑賞者の受け止め方が異なるよう表情が制作され、正面に向き合った時はまるで実物である(/生きている)かの感覚を得られるよう仕上げられているという奥深さに、再度、ガツンとした衝撃を加えられた感覚を。
きちんとKazu Hiroさん情報をフォロー出来ていないですが、少なくとも作品が日本で公開されるようになった際は、その感覚を体内で実体験してみたく強く感じさせられた内容でありました。