映画『感染列島』(2009年公開)で描かれた状況が、今を予見したかのリアリティさでガツン!とやられた

週末は連夜の映画鑑賞。

数日前の新型コロナウイルス感染拡大防止に関する医師の会見で『感染列島』なる映画に関して例示があり、

「その映画あるかな?」と、amazon prime video内を検索すれば・・

出典:amazon prime video

見事、ヒット!

感染列島(プレビュー)

2009年公開とのことですが、

2009年公開ながら、2020年を予見したかの・・

今、この時期、TVで流したりなどしたら「良くも悪くも凄い反響だろうなぁ」と思わされる現実感で、

先日、読了した『ファクトフルネス』⬇︎に、

<< 2020年3月28日投稿:画像は記事にリンク >> ハンス・ロスリングが誘(いざな)う、思い込みが解かれた事実に基づく真の世界:『ファクトフルネス 10の思い込みを乗り越え、データを表に世界を正しく見る習慣』読了

かのビル・ゲイツも「怖いのはミサイルよりも、微生物」と数年前に予見していたとか。

本作(『感染列島』)で感染症の怖ろしさを1つのストーリーとして見せつけられると、

2020年、報道番組で既視感の場面が随所に・・

自身の行動で周囲を危険に晒すようなことはしていけないことに、

医療の最前線で日々現実に格闘されている方々への深い感謝の念を抱かざる得ない心情に導かれます。

今、この時にこそ視聴すべき

ところどころ「(罹患者たちとの接触シーンなど)演出が粗いかなぁ・・」と感じられた箇所はあったものの

混沌とする中、一刻を争う状況の中で迫られる選択・・

例えば人工呼吸器が足りない状況で下さざる得ない非情の決断に、

直前まで元気であったのに、突如現れる感染症を自覚させられる絶望的な症状に、

感染症の怖ろしさ、まざまざと

エンディングも人間の無力さについても描かれ、

今、我々が直面する現実に、もろもろ考え及ばされるズシ〜ンと重たい作品でありました。


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