小売売上高、2020年5月は前月比16)%増で過去最大の伸び(確定値)
” オーストラリア統計局が3日発表した5月の小売売上高は、季節調整済みで前月比16.9%増と、前月の過去最大の落ち込みから一転、過去最大の伸び率を記録した。
新型コロナウイルス対策の封鎖措置の大幅緩和を背景に急回復した。
小売売上高の急回復は、第2・四半期の消費支出が当初恐れられていたほど落ち込まなかった可能性を示しており、30年ぶりにリセッション(景気後退)に陥った豪経済の早期回復への期待が高まるとみられる。
小売売上高は前年同月からは5%強増え、289億7,000万豪ドル(200億6,000万米ドル)となった。 豪政府は5月に封鎖措置を緩和した。
内訳では、衣料品・靴・アクセサリーが前月比129.2%の大幅増となり、カフェ・レストラン・テイクアウトサービスは30.3%急増した。
これとは別に豪連邦自動車産業会議所(FCAI)が発表した6月の豪新車販売台数は前年比6.4%減と、新型コロナウイルス危機発生後で最も小幅な減少にとどまった。
3月から5月までは2桁台の減少だった。 エコノミストらはオーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)が7日に開く定例理事会で、8月の四半期金融政策報告書を前に、景気見通しを上方に変更するかどうかに注目している。”(出典:NNA ASIA)
今回の数値は、先月時点で発表されていた⬇︎暫定値が
確定値として修正され、上振れがあったということに。
上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2020年7月6日分の掲載記事です。
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