好意的なレヴューを複数目にしていて「レンタルで出てくれば」と、
注目していた映画『ヘヴィ・トリップ 俺たち崖っぷち北欧メタル!』を先日 Prime Video内で検索していて → 土曜夜に視聴。
フィンランド発で共感広がった音楽に賭けた情熱
周囲から白い目で見られながらフィンランドの田舎町で活動するデスメタルバンドに
千載一遇、ノルウェーで開催されるフェス(ティバル)参加話しが舞い込んだものとの早合点が・・
口コミで村を巻き込んだ盛り上がりに発展。地元お披露目のライヴ直前で御破産を告げられ、、
号泣!爆笑!フィンランドを席巻したメタルコメディが日本上陸/『ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!』予告編
そこから悲しみを乗り越え、起死回生を図るべくバンドが意を決し出た旅で導かれるエンディングは・・ という粗すじ。
緩くも熱い男たち
最初、何故か熱い北欧でのデスメタル事情をうかがい知ることを出来る?といった抱いていた先入観とのギャップから
視聴してみてからの緩さに、伏線の甘さに・・ といった作りに「あれ、タイトル間違えたかな?」といった思いが過ぎりつつ
全編終われば、悲哀に、微笑ましさといった引っ張り出された感情に、程々なゆるさが相まって、ヒットした背景がうかがえたように。
切り口に妙有り
『極悪レミー』に、
『オジー降臨』
といったドキュメンタリーものをはじめ、HR/HM(ハードロック/ヘヴィメタル)を題材にした作品がアンテナに引っかかってくれば鑑賞してきた感じで、
それらの中で一押し!という熱量ではないものの、さらであったフィンランドのイメージが型取られたり、バンドあるある的なデフォルメされた演出に、印象に刻まれる作品ではありました〜