保護政策巡る「コアラ戦争」で、地方連立政府が崩壊危機
” オーストラリア東部のニューサウスウェールズ州政府が、コアラの保護政策を巡り、連立政権崩壊の危機に直面している。
かわいいコアラのせいで、オーストラリアの地方連立政権が崩壊の危機に。
豪州で最も人口の多いニューサウスウェールズ州で、コアラを巡る議論が激化。地方政治は混乱に陥った。
問題は、コアラの保護政策だ。 この州では数十年間、自由党と国民党が連立を組んできた。
だが昨年6月の調査で、政府が直ちに介入しなければ州内のコアラが2050年までに絶滅する可能性があると判明。
両党はコアラ保護策を巡って対立。連立政権は今まさに崩壊寸前だ。
農村部を重視する国民党は、コアラの生息地保護策で農村部の土地所有者が持つ権利が侵害されると主張。
生息地保護策が変更されない限り、州政府の立法を支持しないと宣言した。
バリラーロ州副首相(国民党) 「私たち国民党は反コアラ派ではない」 国民党は来週、保護策を廃止する法案を提出する予定。
これに対し自由党のベレジクリアン州首相は、連立を解消するかどうか判断を迫った。 地元メディアはこの論争を「コアラ戦争」と呼んでいる。”(出典:REUTERS via Yahoo! JAPAN)
コアラで州行政が二分されるということはコアラの存在感の裏返しといえますが、オーストラリア イコール(コアラ)のイメージは多くの人々が抱いているであろうと。
私自身は思い入れという一点になりますが、自由党寄りに自分の気持ちがあります。
上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2020年9月12日分の掲載記事です。
オーストラリアにご興味をお持ちの方、Facebookページへの「いいね!」を是非宜しくお願い致します。