西オーストラリア州を除く全州、準州がクリスマスまでの州境閉鎖解除に合意
” 11月13日に開かれた全国閣僚会議で、WA州を除き、全州・準州がクリスマスまでに州境閉鎖を解除することに合意した。ABC放送(電子版)が伝えた。
オーストラリア国内はNSW州で既知の感染源による少数の市中感染が見られる他は、VIC州が14日間連続で陽性者、死者ともゼロを記録しており、ごく限定的なウイルスの市中潜伏が想定されるだけになっている。
全国閣僚会議では、連邦首相、州首相、準州主席大臣が州境閉鎖解除に同意したが、マーク・マクガワンWA州首相は、「州境閉鎖はほとんどの州、準州に対しては解除するが、VIC、NSW両州の住民については2021年までは現在の閉鎖措置を続ける」と主張した。
スコット・モリソン連邦首相は、「2021年に入っても州境開放を続けるため、公衆衛生措置を講じることにも合意があった」と語っている。
さらに、「州境開放を続けるためには、ビジネスや施設の感染予防対策検査や社会的距離その他のコロナウイルス安全対策はこれからも日常生活の一部になることを全国民が受け入れなければならない。
そうすることでコロナウイルス感染を恐れることなく事業を続け、働き、将来の生活の決定をしていくことができる。規制したり解除したりを繰り返していては将来の展望も生まれない」と語っている。
全国閣僚会議の後、SA州政府が、12月1日よりVIC州との州境を再開すると発表した。
さらに、QLD州政府も、規制を大幅に緩和し、多人数の集会ができるなどの変化があるが、NSW州のシドニー都市圏に指定しているようなホットスポットはこれからも維持され、QLD州への旅行が制限される。”(出典:NICHIGO PRESS)
大きな意味を持つ通過点と、年間の一大行事が重ね合わせられたことで、生活者の間で目標が共有され総意となり、また一歩状況が進展しますように🙏
上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2020年11月15日分の掲載記事です。
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