3月1日は映画の日で、クリント・イーストウッド監督の「アメリカン・スナイパー」に興味惹かれたものの

（映画の日が）決定打とならず、家で連日のDVD鑑賞。

今回は「転落の銃弾」。レンタル店で作品を初めて知り、パッケージに書かれてある筋書きに興味を持ったもの。

レンタルの際の基準とするのが、複数本の入荷がある場合のレンタル状況。

前日、「フライト・ゲーム」を借りた時、「転落の銃弾」は全て貸し出し中・・

翌日に1本戻っていたところを目撃したのに飛びついて。

大金に翻弄される心理・・

狩りに出た主人公が、鹿と人間を誤って（人間を）射殺。

人間の手掛かりを探すうち、大金を見付けて、そこから事件に巻き込まれていくというもの。

また、これも設定に斬新さはなく、構図も前日の「フライト・ゲーム」で描かれた善悪の対立でなしに

>> リアム・ニーソンがハイジャッカーと緊迫した攻防を好演：「フライト・ゲーム」鑑賞記  <<

登場する人物の何れもが陰なり、曲者で、見ている人をスッキリさせてくれる事はありませんが

実話でないながら、話しの展開への興味は刺激してくれます。

主役を演じたサム・ロックウェルについては、殆ど予備知識がなかったものの

一癖あるキャラクターを脇役に喰われる事なく、陰影ぶりを無難に演じていたと思います。

鑑賞後の気分も晴れる事なく、丁度、表のシケた空模様とよりシンクロさせられました、、

「転落の銃弾」予告編

大金に目を眩まされる心理は、私を含め多くの人が直面した際に試されることになろうと思いますが・・

最初が肝心で、途中で良心の呵責を感じてももう元には戻れないという心の動きは映画を見ていてよく実感出来るところでした。

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