スコット・モリソン首相「世界で最も安く水素作る」
” オーストラリアのモリソン首相は日本時間22日夜、米国が主催する気候変動に関する首脳会議(サミット)にオンラインで参加し、水素を中心とした技術に投資し、温暖化ガスの排出削減に取り組む方針を示した。
欧州連合(EU)や米国、中国などが2050年から60年にかけて温暖化ガス排出量の実質ゼロを目指す中、豪州は実質ゼロに関し明確な目標年を打ち出していない。
モリソン氏は「豪州にとって実質ゼロは、いつまでに(達成するか)の問題ではない。どうやるかが重要だ」と述べた、
そのうえで次世代エネルギーとして注目が集まる水素に言及。
「我々が目指しているのは、世界で最も安く水素を作ることだ。1キログラム当たり2豪ドル(約166円)だ」と強調した。
「米国にはシリコンバレーがあるが、豪州で我々は『水素バレー』を作ろうとしている」とも述べた。”(出典:日本経済新聞)
気候変動の影響が他国よりも強く出ていると思わしき側面も感じられることから、この分野で牽引するカテゴリーを確立して存在感を発揮していきたい思惑が感じられます。
上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2021年4月23日分の掲載記事です。
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