住宅価格上昇率、OECD4位
” オーストラリアとニュージーランド(NZ)の実質住宅価格は、2000~2020年の上昇率が、経済協力開発機構(OECD)加盟国の中で上位4位内に入っていることが分かった。
OECDの最新の報告書によれば、NZは1位で199%上昇となり、オーストラリアは119%で4位だった。
オーストラリアの場合、高い上昇率の背景には、開発を抑制する政策による供給不足があるようだ。オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが伝えた。
OECDの経済部門で政策分野を統括するデ・メロ氏は、低い政策金利が高水準の住宅価格上昇率に影響しているとした。
低金利で住宅ローンの利用が容易になり、住宅購入者が増えることで需要が高まり、結果的に住宅価格が上がる仕組みだ。同期間のOECD平均は45%上昇で、日本は15.9%下落となっている。
また、オーストラリアの住宅価格上昇率は、住宅政策の問題のほかに、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)前に見られた移民拡大による人口増加も反映しているという。”(出典:NNA ASIA)
高止まりは ⬇︎
など折に触れ感じていたことですが、ニュージーランドの驚愕の199%と比較すると、まだ穏やかで、落ち着くべきところに・・ と願わされます。
上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2021年6月17日分の掲載記事です。
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