このところは起床後のSNS & インターネットアクセスで、ミュージシャンの訃報を知ることが多くなっていますが、
今週も元SlipknotのドラマーJoey Jordison に
ZZ TOPのベーシストDusty Hill に
両アーティストとも、来日公演を観に行っていたことから当時の状況に思いを及ばされ、しんみりと。
2021 >> 1987
特にZZ TOPは本国(アメリカ)での人気に対して、日本では知る人ぞ知るに近い印象で、半世紀に及ぶバンド歴ながら
来日公演は僅か2回にとどまり、そのうち初来日公演(1987年2月)を横浜文化体育館で観られたのは貴重と捉えていて、
残念ながら一緒に観に行った同級生は亡くしてしまい、会場も↙️
昨年(2020年)取り壊しとなり、自分の歴史の一片が随分と書き換えてられていく感覚もあり感傷的な部分も。
Can’t Stop Rockin’
ZZ TOPは長きに及んでメンバーチェンジしない不動のトリオ編成(ラインアップ)でも知られており、
さすがに訃報当日のショーはキャンセルとなったものの早々に代役を据えてのツアーを再開しており、
バンドの姿勢に、ノンストップな感じには生きざまを見せつけられたように好意的に受け止めました。
最期の時の覚悟
昨夏の伊藤政則さんのトークイベントで ↙️
我々を熱狂させてきたミュージシャンたちが引退、死といった局面に差し掛かっているお話しされていたことを思い出し、
改めてその現実を突きつけられた思いですが、少なくともアメリカではライヴ活動完全復活といった様相で、
Tush – the last song of Dusty Hill’s last performance with ZZ Top – July 18, 2021 *Dusty Hill生前最期のステージ
まだ日本ではその時期が不透明ながら、復調の暁には貴重な来日公演に、公演全般的に、より一期一会といった稀少性に重きを置こうと感じさせられた一週にもなりました。