温暖化ガス排出量、太陽光発電増や移動制限で年間で5.3%減
” オーストラリア産業省が31日公表した四半期報告によると、同国の温暖化ガス排出量(二酸化炭素換算)は今年3月までの1年間で前年比5.3%減少し、4億9,420万トンとなった。
コロナ対策の移動制限措置を背景に輸送部門で13%減少。風力や太陽光発電が大幅増加し、石炭・天然ガス発電の一部に置き換わったことで、排出量が最も多い発電部門でも5.6%減った。
テイラーエネルギー・排出削減担当相は「まだなすべきことはあるが、この統計は、排出量削減の約束を達成し、技術革新を促し、排出量低減の新技術を支援する政府の取り組みが奏功していることを示す」と自賛した。
ただ、オーストラリアは国民1人当たりの排出量では依然、世界最悪の国の1つ。保守派政権は11月の英グラスゴーでの国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議を前に、2030年までの排出量削減の約束を積極化するよう国際的な圧力を受けている。
現状では同国の30年までの削減の約束は英米カナダなどの削減目標に大きく見劣りする。”(出典:REUTERS via Yahoo! JAPAN)
先週の記事⬇︎
からすると違和感覚える今回でしたが、国民1人当たりの排出量、世界最悪国の1つとは初めて知ったこと。
オーストラリアの主体的な取り組みが奏功することで、世界に範を示せることの出来る立場といえますね。
上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2021年9月1日分の掲載記事です。
オーストラリアにご興味をお持ちの方、Facebookページへの「いいね!」を是非宜しくお願い致します。