貴重な生態系を破壊する野生の馬1万頭以上の処分決定
” オーストラリアは高山地帯の面積が大陸全体のわずか1%しかなく、他の地域では見られない固有種や絶滅危惧種が多く生息しています。
しかし、そんなオーストラリアの高山地帯では外来種である馬が急速に繁殖しており、高山地帯の生態系に大きなダメージを与えています。
そのため、オーストラリアでは野生の馬1万頭以上を殺処分するか別のエリアに移動させる計画が立てられていますが、この計画を巡って大きな議論が巻き起こっています。
Australian Alps National Parksによると、2014年から2019年までの5年間にわたって行われた航空調査で、オーストラリアには野生あるいは放し飼いの馬が2万5,000頭以上生息していることがわかったそうです。
これらの馬の大部分は、オーストラリアのニューサウスウェールズ州・ビクトリア州・オーストラリア首都特別地域の3州が交わる場所に広がる高山地帯に生息しているとのこと。
急速に繁殖する馬により、オーストラリアの高山地帯は自然破壊の脅威にさらされています。
特に被害が大きいのは1万4,000頭もの馬が生息するニューサウスウェールズ州のコジオスコ国立公園で、同国立公園の野生生物局が2021年10月1日に発表した計画案では、公園内に生息する野生馬の数を3,000頭まで減らすことを目標としています。”(出典:GiGAZINE via livedoor NEWS)
以降の詳しい内容は直接出典 ↓
にあたって頂ければと思いますが、「(多くの)生命」と「処分」の落差に胸をギュッと締めつけられる内容でありました、、
上記はFacebookページ「オーストラリア ライフスタイル&ビジネス研究所」の2021年11月7日分の掲載記事です。
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